昨日 無事に確定申告(私は青色申告ですが・・・)も終え 
今日で2月のお休みも終わりです。

明日からお稽古が始まる 新橋演舞場の3月公演。


今日は接骨院の治療を終え その足で 新橋演舞場へ向かいました。

どうしても『浅草パラダイス』が見たかったからです。


このお芝居 勘三郎さんと藤山直美さんの独特の雰囲気を醸し出す 
なんとも心あたたまるお芝居です。

もちろん 舞台となるこの時期の浅草は知りませんが 
時代を感じさせる雰囲気が至る所にあります。



私も、仕事の中で 勘三郎さんと御一緒する事 ご指導を受ける事は多々あります。

また、藤山直美さんとも 以前に『たぬき御殿』でご一緒させて頂きました。

このお二人が なんともいい雰囲気で 舞台を作られております。


絶妙の間 呼吸 ほとんどのお客様が 昭和のその雰囲気を楽しみに
見に来られているようにも見えました。


今月は 『SHOCK』での若い女性が多い中に交っての観劇。
また タカラヅカの独特の雰囲気での中での『太王四神記』の観劇。

そして今日は ご年配の男性客も多い中での『浅草パラダイス』の観劇。


お芝居は 様々なところで 様々な方々を対象に公演を行っていて 
それぞれのお客様が楽しんでいらっしゃるんだなあ と 本当に感じました。


今日、こんなに大喜びされているお客様の舞台に ご覧になる方は違っても
来月は自分が立っているんだ と怖ささえ 感じました。 


1幕2幕の休憩の間に 中村屋の旦那(勘三郎さん)にご挨拶に伺い 
父の先輩でもある小山三さんの楽屋へも伺いました。 


そしてもう一人 このお芝居に 私が昵懇にしている 
ある方の弟さんが出演しており 彼をも激励に 楽屋を訪れました。
 

彼は昨年は日生劇場での亀治郎さんの『風林火山』にも出演し
また今月はこの『浅草パラダイス』に若手として出演致しております。


彼はまだ23歳。

私が師・猿之助と初めて出会った時は19歳でした。

そう云えば、彼と初めて「親しく」会ったときは まだ15歳。

常に新たな舞台に挑戦し続けております。


色んなところで 様々な人と出会い そして自分の進むべき道を
彼も 見つけてくれるといいなあと 微力ながら応援しております。