如月 2月の陰暦の名称ですが この意味 

寒さが増すこの時期の『着、更に着』ですとか 
あたらしい芽が出る『生更木』とか 

寒い時期を耐えて 春を待つと云う意味が深いようです。


明日は 私の父 嵐 冠十郎が亡くなって もう四十九日を迎えます。

七七日 仏教ではこれで 此岸を離れ 彼岸に渡ってしまうと云う時期ですね。


昨年の暮れに 慌ただしく逝った父 告別式もできずにおりましたが、
明日は 猿之助旦那のご厚意により 『冠十郎を偲ぶ会』を あるところで
催して頂く事になりました。


私たち一門と ごく一部の方だけに限られておりますが 
昨年の暮 それらしいことは何もできず 年が明けてから 
何とか と思っておりましたので ありがたいことです。


この1週間 ご参加の皆様に父を偲んで頂くための 20分ほどの
DVDを制作しておりました。
 
膨大な 過去の色んなビデオを 振り返っておりました。


一つ一つが思い出のある映像 こんな機会がないと 見るチャンスもなかったかなあ?
と 改めて 思いの募る毎日でした。


明日の偲ぶ会。 明日のブログはもう一度だけ 父の事を振り返り 

そしてもう 父とは一つの区切りをつけ 過去を振り返らず 
きさらぎ (生更木)で参りたいと思います。