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今日は久しぶりに、携帯からのリアルタイムブログです。
お正月も五日目ともなると 早 正月気分も抜けますね(笑)
世の中も平常通り 動き始めました。


今、舞台では封印切りが上演されております。
まさに忠兵衛が、封を切ろうとしている所です。


私のお役は 肝いり由兵衛 梅川の主人である治右衛門に
百両の金を貸してある仲介の人物です。
この金が結局、封を切って支払われたために、
後に忠兵衛は、公金横領の罪となります。


私 個人的に今までは、お金は借りることはあっても、
貸した金を取り立てると云ったことがありませんでした。
その私に こうした取り立てのお役も回って来るのかと
笑わずにはおられません(笑)


この由兵衛のお役も、大之進の木の実の幕切れ同様、
割と割愛されることが多いのでですが、
今回は中村屋さんご指導の元 復活致しました。


先月は吉原で江戸っ子の若い者。
今月は上方新町の金の取り立て屋。

セリフまわしも江戸弁と上方言葉と、苦労しております。


さあ、舞台では忠兵衛が封印を切りました。
では治右衛門さんからその金を受け取るために、舞台へ行って参ります。
今日の写真は取り立てる前の肝いり由兵衛です。