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今日 やっと最終地 名古屋、中日劇場での顔寄せと1幕の明かりあわせ テクニカル稽古でした。


その名の通り 中日劇場は劇場ですが、新橋演舞場 博多座 松竹座と違うところは
一戸建ての劇場ではないと云うことです。


名古屋市の中心地 栄の交差点に建つ 中日ビルの中の9階から11階あたりまでが劇場です。

ちなみに楽屋は7階 舞台は8階 

ビルの中だと云うことで 3階までは商店が並び 本屋さんや、タカラヅカコーナーもあります。 

B1 には生鮮食品売り場 喫茶店やレストランが並び また中華のラーメン亭!!
(安くて美味しい! 楽屋のみんなも、出前に重宝しています。!!・・・裏話)(私も大好き!)


話が横にそれました・・・


ですから栄で 劇場を探してもわからないと思います。 (横には愛知芸術劇場がありますが・・・)


ここで毎年 師の猿之助公演が行なわれ 私たち一座も必ずといっていい程 
6月は名古屋へお邪魔致しておりました。 もう何年になりますでしょうか? 


ここの劇場は 古典歌舞伎や復活通し狂言をはじめ 二十一世紀歌舞伎組の西遊記 雪之丞変化2006など
スーパー歌舞伎以外にも 色々な公演をさせて頂いております。


客席は、1階席でも舞台を見下ろすような形で 非常に見やすく
舞台前も逆半円形のエプロンステージで お客様との距離感も近く 不思議な空間の舞台です。

ただ 逆エプロンの両花道は短く 私たちのお芝居の場合は 客席の入り口をひとつ潰しての 
仮花道を特設いたします。

また ヤマトタケルの大詰めの宙乗りもこの劇場に限り 上手舞台より浮かび上がり 
客席の真上を斜めに飛んで参ります。

お客様の頭の上を 斜めに横切って行き お客様は見上げる形になります。

これはここの劇場だけの臨場感ですね。 


今日の写真は 栄の交差点からの中日ビルと 9階 劇場入り口です。

他の地域の皆様 お越しになられる時は、お間違えの無い様に・・・