27日 無事 松竹座の千秋楽を迎え そのまま私は京都へ向かいました。
先日もお知らせしましたが、28日は京都光華女子大学の春の授業がありました。
この春に入学された1年生（関西では一回生といいます）を中心とした皆様に
「歌舞伎」を紹介するのが私のつとめに成ります。
百人あまりの学生さん、ほとんどの方が歌舞伎に触れたことのない方ばかりでした。
その学生さんに 歌舞伎の歴史、実技、演技方法などを
実演を交えながら 見ていただきました。
途中では、学生さんが通常触れ合っていらっしゃる 指導教員の方々に
特別にお願いして、モデルになっていただき、
歌舞伎の「隈取」のお化粧を実演をさせていただきました。
お一人は「暫」の筋隈、もうお一方は 赤っ面のむきみ。
登場されたときには、「誰？誰？？ え？？もしかして？？？」という反応。
次第に「○○先生ちゃうん？」という声が上がっている中で
先生方に 普段 学生さんへの「決めせりふ」を言っていただいた途端、
大きな歓声が上がりました。
普段、素顔しか見ることのない 先生方が、歌舞伎のお化粧をして
舞台に登場することが、大変興味を持っていただきました。
その後、歌舞伎のＤＶＤや、私の舞踊（勧進帳から延年の舞）を踊らせて頂き
一時間半の授業が終了いたしました。
この春秋の授業は約三年続けさせていただいております
私のライフワークでございます。
このチャンスを与えてくださいました、皆様方に深く感謝いたします。
今日の写真は、四枚ございます。
授業を受けていただいている学生さん、教壇の私、お手伝いいただいた先生、
大学の構内の掲示ポスターです。
・・・追伸・・・
授業を受けていただいた学生さん、
もし、このブログを見ていたら、もしよろしければ
コメントくださいね～