今日は2時半から 松竹座にての顔寄せ 大阪公演 いよいよ本格的始動です。

今日も門松さんと私 松竹の重役さんから ご紹介頂き 二人、紋付にてご挨拶を致しました。


慣例とは言え 同じ演目 同じ出演者 スタッフの中での紹介は もう照れくささを感じます。(笑)
(劇場関係者に対しましては 初めてですが・・・)

でも、まだ来月の名古屋公演も残っているので 後一回は 顔寄せでの紹介があります。(汗)


もっとも大看板さんや 看板若手の場合は、これに全国巡業の 
ご披露が入ってきますから、やはり大変な作業ですね・・・・


その後 1幕だけの明かりあわせ テクニカル稽古 


広い博多座になれた状態から まるで器の違う舞台での お稽古 

暗転中の移動など 一歩間違えれば袖に入る際 人と人 道具と人 吊り物と道具と人
所謂 幕と様々なものがぶつかり合う可能性があり やはり時間がかかります。


安全に安全に でもお客様には いつもどおり違和感なく・・・ 難しいところです。

狭い劇場から 広い劇場へ行くのは 一種の開放感がありますが 
広いところからの移動は 圧迫感があります。


でも博多座に比べて 悪いところばかりではなく 松竹座は 客席のどこから御覧になっても 
目の前で見て頂けると云うほどの臨場感は 博多座に勝るものがありましょう。


ひとつひとつの劇場は そういった意味で 甲 乙 つけがたいものがあります。


お時間と経済的に許されるなら 4劇場で御覧いただけると ヤマトタケルの 様々な演出の違いが
お分かり頂けると思います。  (でも これは 逆に贅沢すぎますね・・・)



話は変わりますが 今回のお小姓さん役の子役さんたち 今日 初めてかと思いましたら

三国志3での 馬潤の子供を演じた子役さんと 3年前のヤマトタケルで
ワカタケルを演じた子役さんたちで なんと久し振りの再会と 楽しい思いを致しました。
 

たった3年で大きくなるものです。  「知らない間に蝶となり 飛び去ってしまうのだ」と 
なんか その台詞が頭に浮かんで参りました。 飛び去るには まだ時間がかかりそうですが(笑)



お稽古一日目で また松竹座の舞台に期待が持てるような 喜びを感じております。

私にとっては大阪は 生まれ育った地元!! 

明日は 2幕 3幕のお稽古 これからの楽しみを感じながら 4日の初日を迎えたいと思います。