50歳になる今年!!冬の海に入ることにしました。ひぇ~。
海に足をつけたとたんに後悔したけどすでに遅し・・・。沖まで泳いで水書をしたりあとは旗を持って渡海しました。
この海は、私を育んでくれた大切なとこ。
小さなころから夏休みはずっとここ。雨が降ってても寒くても多少体調が悪くても毎日毎日およいだ。江戸時代の稲葉藩時代から臼杵につたわる数十種類を超える泳法や技法の獲得。6キロ以上の遠泳、陸でもふらつくような重い竿を持って沖への往復、こわいこわい飛び込み台、手足をしばって沖から頬り込まれる手絡め足絡め・・・。きつかったなぁ。
本当はやめたかったのです。ほんとはイヤだった、なのに父が怖くて怖くて。やめるって言えなかっただけ。
でもおかげで指導者の資格をとり中学3年生の夏からは小学生を教えた、初めてのアルバイト。たのしかった。
周りの大人にたくさんのことを教えてもらったし自分に自信もついたし体力もついた。海では無敵って感覚も身について海が大好きになった。
寒中水泳ふるえながら海に入って諸々いっぺんにいろんなことを思い出した。
そして急にわかった。
強制されておよがされていた、のではなく自分で泳いだんだった。
無理やり泳がされたのは最初だけ。
あとはたぶん自分が泳いだ。
自分が泳いだ。
わたしの人生がまた少しわたしのものになったこの日。よい日でした。