入院
8/22
先ずは外来へ。と言われていたので外来へ向かうが、熱(37.5℃)があってPCR検査を受けることになってしまう。
1時間後、無事陰性が出て、ここでの主治医に会えた。
若くて優しそうな、そしてなんともめでたい名前の先生だった。
旦那さんと一緒に手術の説明を聞いて、同意書にサイン。
病院って本当、この作業が多い。
入院前検査を済ませて無事病棟へ。
迎えてくれたのは元気な看護師さん。
病棟の案内などをしてくれて、お風呂の予約を取ってくれた。
お風呂の時間と同時に旦那さんとはお別れ。
4人部屋で私を入れて3人。
あとの2人は整形外科での入院のかなりのおばあちゃん。
話す機会位あるかな?と思ったけど、カーテンが完全に閉じられていて、最初と最後の挨拶くらいしか出来なかった
手術当日
8/23
何が辛いって、絶食。
今日一日食べれません。に、絶望。
最後に食べたのは18時の夕食。
手術は13時からだったので、待ってる時に同室の方の食事が運ばれてきて拷問のようだった。←匂いテロ。
手術の緊張は勿論あるし、全身麻酔の恐怖は(かなり)あったけど、前の晩は比較的眠れた。
時々目が覚めたのは、恐怖というより環境の変化かな?っていう程度。
そして、予定していた時間を少し過ぎて、いよいよその時がやってきた。
名前を呼ばれ、部屋を出発。
同じ階にある手術室までの道中に談話室があり、そのソファに旦那さんと娘①が座っていた。
旦那さんに握手をして、娘にハイタッチして、行ってきます。と言って手術室に入った。
多分、必要以上に平気な顔してたと思う。
手術室に入ると、部屋の端でずんぐり先生が座ったまま寝ていた。
ダイジョウブカコイツ?ちょっとそう思ったけど、手術の時間が遅れたのも先生が忙しかったからなのかもしれない。
めでたい名前の先生もいるし、大丈夫よね。
なーんて考えていると手術台に横たわってまな板の上の鯉になれと言われた。(言ってない)
横になると心電図みたいなの胸に貼られて、酸素吸入。麻酔科の先生の指示のもと、酸素と一緒に変な匂いの薬品が流れてきてもめげずに深い呼吸を繰り返しているうちに意識がなくなり、気がつくと手術は無事に終わっていた。
噂通り、寝ている間にあっさりと終わった。
あんなに恐怖だったのに拍子抜け。
その日もロキソニンとは無縁だった。
いよいよ、私が鈍い説が濃厚になったのだった
前回の日帰り手術の時は朝あったガンがもうないのか‥って凄く不思議な気持ちだったけど、今回は今度こそなくなったんやろうな?だった。
もう、2度と「手術しましょう」って言われなければいいな。
今度こそ、治療に進めますように。
と、強く祈った。