シラバブに癒されて | ポマポマの人生漂流ブログ

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ガンで妻を亡くしたアラフォー男です。悲しみは尽きませんが、小学生の娘二人との生活をつづります。

あー、固く閉じまくっていた心が開きました。

 

キャッツです。

 

何回も泣きました。こっそり。

 

キャッツで泣くところあるの? と思うかもしれませんが、6年前を思い出してしまい…。

 

グリザベラとシラバブの歌う『メモリー』と、6年前の幸せのときが重なって。

 

『メモリー仰ぎ見て月を 想い出をたどり歩いてゆけば 出会えるわ幸せの姿に 新しい命に

メモリー月明かりの中 美しく去った過ぎし日を思う 忘れないその幸せの日々 想い出よ還れ』

 

と歌詞の一部です。妻は昔舞台をやっていて、森光子さんの放浪記にも出ていたことがあります。キャッツは大好きで、、いつも浅利慶太さんの和訳は素晴らしい、と言っていました。僕も、この歌詞の和訳をみるとそう思います。

 

それで、キャッツの終わりに、出演の猫さんたちが客席のほうに来てくれるのですが、通路側に座っていた長女と二女のところにシラバブが来てくれて、握手してくれました。それで、僕の方にも手を差し出してくれて、おじさんで、手汗かいていたのでしたが、握手してもらい、なんかとっても嬉しくて、心が開きました。ありがとう、シラバブ。

 

それで、キャッツ終わって、帰って、長女のバレエの送迎をして、一人で待機しているのですが、ちょっと泣きました。泣くつもりはなかったのですが、キャッツのこと思い出していたら、6年前は二女が小さくて、二女だけ行けなくて、次はいつ首都圏に来るのか、ずっと待っていて、ようやく家族四人で観に行けると思ったのですが、結局は三人で。妻の写真は持っていきましたが、でもね…。

 

まだ、年末にキャッツを観に行きますよ。チケットは取ってしまってあるので。子どもたちはとっても喜んで、また観に行きたいといっていますよ。

 

きょうのグリザベラとシラバブの歌はとっても心に響きました。ありがとう。