今日はシャンソンの日だそうです。

知らなかった!!


シャンソンカバーアルバム
「Du bout des lèvres〜口先だけで〜」


iTunes Store






是非聴いてね🥰❤️



シャンソンを通して
様々な恋物語のストリーテラーになり、
馬鹿な男よ…と嘆いたり、
男は女に優しくしなさいよ、女はこんな生き物よと説き請うたり。

根底には、私達みんなの心が愛と思いやりに満ち溢れますように、平和でありますようにと祈りをこめてライブをしている小関ですが、

先日 ヌーヴェルヴァーグのミューズ、アンナ・カリーナの訃報を受けてから彼女の作品をひたすら見返す日々。今日はその中の素敵なシャンソンについて書いてみます❣️


ジャンリュック・ゴダール監督
アンナ・カリーナ主演
「女は女である」


女「子供が欲しい」
男「何を言ってるんだ」
女「今日子供を作りたい」
男「そんなに欲しいなら、あいつに頼めよ」

そんな些細な言い合いから始まり
強がった嘘を重ねて重ねて
すれ違い出す男と女
巻き込まれついでにワンチャン狙うその男友達

とでもまとめましょうか笑

とってもピュアで、ぶっ飛んでて、
とにかくアンナが可愛い過ぎるので超オススメです!!

この映画は巨匠 ミシェル・ルグランの音楽がまた最高なのですが、

挿入歌のシャルル・アズナヴールの
「Tu t’laisse aller」(だらしないお前へ)


が素晴らしいのです。
アズナヴールのソングライティングの天才ぶりに改めて衝撃を受けました。



このシーンね!!


女 「ねぇ20フラン持ってない?」
男 「あぁあるよ? ジュークボックス?」
女「うん!」
男「何かける?ビッツィビッツィの曲?」
女「違うわよ、シャルルの!」
男「アズナヴール?」
女「うん!」




意訳だけど、こんな感じの歌です。


「Tu t’laiase aller 」(だらしないお前へ)

お前は滑稽でみっともない奴だな
いつもふくれっ面だ
俺は楽しくやりたいのに
今夜はだいぶ酔ったから
その勢いで
勇気を出して言うぞ
俺はもうお前にうんざりしてるんだ

陰口をやめろよ
お前の体には魅力がない
夢も希望もなくなっちまう

もううんざりだってんだ
お前は俺を苛立たせ、苦しめる
性格だからどうしようもないが、
ひどすぎると言えないまま来てしまったよ
大袈裟に言ってる訳じゃない
お前もわかるだろ?
締め殺したい時だってあるんだ

たった5年ですっかり変わったよな
お前はのらくらものだよ

結構な格好だよ
ストッキングはずり落ちて
ガウンの前がはだけて
頭にはカーラー なんたるザマなんだ

毎日自分に問いかけるんだ
どうして君を好きになったのか
どうやって君を口説いたのか
人生を添い遂げようと思った訳を

お前は母親そっくりだな
愛を感じさせるものがない

友達の前でひどい恥をかかせるし
俺に逆らって、俺をののしってくる
お前の毒舌と喧嘩腰なら
なんでも争いの種になる

とんだカスを掴んだよ
お前と出会った日に、、
せめて何も喋らないでおくれよ
何をしてもいいからさ

人でなしの暴君
心も魂もない それでも
それでもともかく
お前は俺の女房だ

君が努力するなら
元のようになれるはずだ
スポーツでもして痩せてみな
鏡の前でちゃんと身繕いしな
作り笑いでもいい
心と体を磨いておくれよ

嫌われてると思って
俺をそんなに避けるなよ
優しさを見せてくれて
かわいい娘に戻っておくれ
幸せだった あの日のお前に
時には昔のように
お前のことを心の底から愛したいんだ

何でもしていいからさ
だらしないお前だけど

ラブラブラブラブラブラブ


アズナヴールが微笑みながら優しく問いかけるような素敵なラブソング


ね??
シャンソンて素敵でしょ🥰???


このシャンソンを聴いて、
男性についてあーだこーだと言う前に
自分自身をしっかり磨かねば❗️
と改めて思いました笑


男性も女性も
LHBTQ 全ての人たちが
自分を愛して輝いて
自分を愛するように人を愛して
思いやり合う素敵な世界になりますように。


今日も素敵な一日を💕


シャンソン、聴いたことある?

▼本日限定!ブログスタンプ

あなたもスタンプをGETしよう