ゴダール「イメージの本」鑑賞

久しぶりの映画館

きっとまだ彼は自分の言いたいことの半分も言えてないんだなと感じた。

だから作り続けてるんだな。

音楽の世界には、これでもかってぐらい素晴らしい機材が出てる。
映像の世界も。

ゴダールに関して言えば
彼は何ら手法自体は変えていなくて

むしろ「アンダルシアの犬」ぐらい遡った時代の技法で自分の想いを形にしてた。

きっと映像制作に用いた機材は、最新のものは一切用いてないはず。

ヌーヴェルヴァーグとは、
映画を作る側自体が楽しむべきであり、
表現したいことを表現する
思いついたことを試してみる
「挑戦」という「更新」を続けることなんだ。

進化するのは知恵と勇気

私はそう解釈した。

映画が作品として良かったとか悪かったとかは関係なくて、そもそもそういう見方をしようとも思わなかったし、

ただ本当に

映画館で見れて良かった

同じ時代に生きてて良かった

彼のアナキズムに非常に共感した


今私は揃えたい制作環境があって
色々機材を探してるところ。
全てピンキリで
高いの選べばそれなりと思うのだけど、


自分に合ったベストなもの、自分の想いを伝えられる方法に巡りあったら、
とにかく作り続けたい

ゴールはない

更新のみだ