ボクは、運動オンチです。唯一できるスポーツは、卓球です。子どもの頃って、父親とキャッチボールなんかするじゃないですか。我が家では、卓球だったんですよ。
悔しい思い出。夏休み、５時半頃、目を覚まして起きると、外からポコンポコン音がするんですよ。既に、妹が父と卓球始めていたんです。「先越された！」と思い、慌てて外へ飛び出しました。
小学６年生の時は、「中学では、卓球部に入る！」と決めていたのに、いざ中学へ進学すると、近所の子に誘われるまま、吹奏楽部に入ってしまって。ボクは、楽譜読めないから、卓球部へ転部しようと思っていたら、「もう吹奏楽部員だから、ダメ」と言われ…。当時は、全員どこかの部活に登録・参加しなきゃいけなくて、よっぽどの理由がないと、転部はできませんでした。サッカー部員が骨折して、走れなくなったから、と吹奏楽部に来た人がいました。当時の卓球部は、男子女子共に、関東大会へ行くくらいの強豪でした。もしボクが卓球部員になっていたら、個人戦で優勝していたかもしれません。また、オリンピックを目指すような青年になっていたかもしれません。
ボクの卓球の実力は、下の上～中の中辺りですかね。妹は中学で卓球部に入り、まぁまぁ活躍したそうです。
吹奏楽部に入っても良いことはありませんでした。楽譜読めないから、ついていけないし、恥ずかしくて「ここ、どーやって吹くの？」なんて聞けないし。人数は多くなかったから、コンクールには全員出場だったけど、きちんと吹けているか、テストがあるんですよ。楽譜読めないことを見破られないようにしていたのと、緊張から、音が上手く出せなくて。ボクだけ、コンクールには出場できませんでした。ボクは、半分登校拒否をしていたので、「部活に行くのがイヤだから、学校行かない」とハッキリ言いたかったですね。あの頃は、児童相談所もないし、学校サボって行くような、ゲームセンターやマンガ喫茶もないし、学校休むにも、部活休むにも、理由が必要でしたからね。毎日が地獄でした。ちなみに、理由つけて休んだ日は、体育のある日です。今だに、サッカー大っ嫌い！ 「頭痛い」「吐き気がする」「今日は病院行く日」と言ってズル休みしました。中学３年の時は、本当に胃を壊し、２週間で８㎏も痩せてしまうほど。
素直に、卓球部に入っていたら、違った人生送れていたのかも。部活をするために、学校へ行く！ みたいなね。卓球以外のスポーツは、全くダメ。平泳ぎで、100m泳いだことがあるくらいで、クロールだと、25mがやっとだし。…何をやっても、ダメな人間です。
では、また。