短答試験は条文を読んだだけでは解けない。
丸暗記できればよいが、それでも難しい。

それは、関連する部分について、
- 共通点と相違点
- 要件と効果
- 手続きの手順
が明確になっていないと、引っかかって、解けないことがおおいから。


で、こんなことをちまちま覚えながら条文を読んでいたら、全然進まないのである。
そして眠くなり、ご臨終だ。


そこで、幹から枝、枝から葉を覚えるやり方が有効といまさら気がついた。
これを、「幹-枝-葉」戦法と名付けよう。

初学者: 幹のみおぼえる
中級者: 枝と大きな葉の特徴まで覚える
上級者: 枝と枝のつながりかたや、細かい葉の色、形まで覚える
というイメージ。



これを具体的に言うと...
1. 幹: 何条が何を言っているかを覚える
17の2: 明細書等の補正
29: 新規性、進歩性
29の2: 拡大先願
30: 新規性の例外

しかも、こういう主要な条文だけでなく、わりとマイナーな条文まで覚えるべき。
こうすることで、「~ことがある」かどうかを、割と自信を持って答えられるようになる。


2. 枝: 各項ごとの要件を覚える
17条の2 の場合
1項 補正の時期
2項 誤訳訂正書
3項 新規事項追加禁止
4項 シフト補正禁止
5項 最後の拒絶理由通知等の場合の補正要件
6項 独立特許要件

このとき、各項毎に原則と例外があることに注意。
まずは原則を覚える。例外があるかないかを覚える。


3. 葉: 主体、客体、要件の細部
たとえば、17条の2第3項なら、
主体は「特許出願人」だから、仮専用実施権者や質権者は補正できないとか、
外国語書面に書いていないことを書くとどうなるか?とか。(→補正却下(53条))

あとは、紛らわしい場所との一致点相違点の整理。
補正の要件と、訂正審判の要件と、訂正の請求の要件。。。


大きな枠を覚えて、それからだんだん細かく覚えていくこと。
少なくとも、幹、枝、葉とうまく整理されていないと、
葉が生い茂っているだけだと、試験で、正しい答えにたどり着けないのだf(ーー;←経験者

てか、こんなことやってないで、早く勉強しようあせる
仕事で、弁理士の先生のインタビューを受けた。

その先生、昨年の弁理士受験前の論文の成績は、全国20番いないだったらしいが、部署の先輩(同じく弁理士)にいわせるとまだまだらしい。
頭がいいのと、仕事ができるのは違うと。

目の前のこと(弁理士試験と研究の仕事)を頑張りつつ、その先も見ていかねばと、思った。
東北関東大震災で福島原発では炉心溶融が起きた。
チェルノブイリ~スリーマイルの間の、人類史上過去2番目の大事故となるだろうか?
まだまだ予断を許さない状況が続いている。


この事故を通して、世界中で原発の建設への反対の声が高まるのは必須だ。
新しい原子力発電所の建設はますます困難になるだろう。
しかし、新しい原発を建設しなければ問題が解決する訳ではない。
むしろ、問題が大きくなるのではないかと思われる。


新しい原発が建設されない中、電力需要が逼迫すると何が起こるか?
原油価格が高騰したり、新エネルギー開発が盛んになるといったことだけではない。
なにより懸念されるのは、古い原発が、閉鎖されずに使われ続けるということだ。
そして、古い原発ほど、新しい原発よりもはるかに危険であるということ。


今回、問題を起こしている福島原発も40年前に建設されたもの。
新しい原発が建設困難だったからこそ、閉鎖できずに使われ続けているのではないか?
では、新しい原発は本当に安全なのだろうか?


たとえば、三菱重工が南アで受注した、ペブルベットモジュールの場合、
今回の福島原発で顕在化した炉心溶融の心配がないという。
http://www.nikkeibp.co.jp/archives/349/349204.html
どうだろう?すくなくとも、福島原発よりは安全でなかろうか?


今回の事件で、単純に原発=危険という感情論に走ることで、新しい原発の建設反対が盛んになり、結果、古い原発をいつまでも運転する。
このことが、逆に危険な道を選択することにならないか。気になるところ。


国民の皆様には冷静な判断を行ってもらいたい。
参考:http://en.wikipedia.org/wiki/Pebble_bed_reactor
内国民と外国民別の日本国特許庁への特許出願数の推移のデータがあった。
内国民とは日本人が大部分と推定すると、日本人による出願が大部分を占めることが分かる。


N氏の弁理士挑戦日記
図1. 内国民、外国民別 特許出願数の推移


しかし、
2000年を基準に比較すると話は変わってくる。
外国から日本への出願より、日本人による出願の減少の方が大きいのだ。


N氏の弁理士挑戦日記
図2. 2000年を100とした場合の同上の推移


理由は何か?仮説を3つ立ててみた。
1. 日本企業の力点が特許の量から質へと変化してきたから
2. 日本企業がそもそも特許を重視しなくなってきたから
3. 日本企業がそもそも特許を出願する体力(開発費)すらなくなってきたから

1. 日本企業の力点が特許の量から質へと変化してきたから
特許の量より質というながれは、多かれ少なかれあると思う。
しかし、企業の開発部で働く身として、個人的には、
企業は特許の量はコントロールできても、質はコントロールできないと考える。
そもそも、特に開発段階の技術については、特許の質は簡単に知ることができないからだ。

2. 日本企業がそもそも特許を重視しなくなってきたから
一時の知財立国のときの特許ブームが過ぎた感はある。
闇雲に特許を出願しても、利益につながらないことが明らかになってきたからだ。

3. 日本企業がそもそも特許を出願する体力(開発費)すらなくなってきたから
一番恐いのがこれ。
そもそも論として、日本企業の世界での競争力は落ちている。
そして、技術的優位性も薄れていると考えられる。
日本は技術を輸出する国から、技術を輸入する国へと推移しているのかもしれない。

皆さんはいかに考えますか?

参照: 特許行政年次報告書 2010年度版<統計・資料編>



技術の興廃は、間違いなく技術トレンドがあり、等業者であれば、薄々と将来の趨勢について考えてしまうもの。

自分が開発している技術が、技術トレンドから外れていてものになりそうにない状況になったとき、どこまで粘るべきかは難しい問題だ。
最近、うちの会社で過去に開発していて、「できない」と、諦めた技術を今も開発しているメーカーがいくつかあることを知った。
おそらく、現状でもまだまだ課題が大きいことは変わりないと思われる。しかし、それらのメーカーは開発を進めている。

どこまで、進むか、止まるかの判断は難しい問題。