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今回の福井・加賀の旅、最後はおまけネタをいくつか。
(注: 記載の内容は旅行当時のものです)
・初めての加賀温泉郷
まずはその1でも軽く触れた、加賀温泉へ出かけた時の話。実は初訪問。
加賀温泉駅から片山津、山代、山中各温泉へは公共交通だと北鉄加賀バス(PDF時刻表)の片山津温泉との循環バス、または山代温泉経由山中温泉方面のお世話に。
同社に限らず北陸鉄道グループのバスで最初の難関と言えるかもしれないのが、これ。
そう、ほとんどの路線で全国交通系ICカードが使えません。北陸鉄道自体は独自カード「ICa」(アイカ : 公式サイト)があるものの、基本的に金沢地区の路線バスのみ。北鉄加賀バスでは全く使えません。
というわけで、北鉄加賀バスに乗る際は小銭または千円札をお忘れなく。また
ジャパン・レール・パス(訪日外国人向けのJR線・JR一般路線バス乗り放題券)も使えません。わざわざ表示するあたり、提示する外国人が多いのかな?
それでは、北鉄加賀バスの山代温泉経由山中温泉行きで山中温泉へ。
途中で加賀温泉駅方面のバスとすれ違いながら、山代温泉を抜けて一気に山深くなる中を南下。
ほとんどの便の終点はここ、山中温泉バスターミナル。車庫と案内所もある本格的なターミナルです。
模型で作りたくなるな……(^_^)
ここから約500mほど南下すると
日帰り温泉の「菊の湯」へ。こちらは男湯。
こちらの左が女湯、右は観光案内所。タオルと石鹸類は持参するか、ここで買いましょう。着いたのは11時台でしたが、既に地元客らしき皆さまで賑わっていました(^_^) 暖冬とはいえ2月の北陸、ここでしっかり身体を温めました。
なお、加賀温泉郷のバスは北鉄加賀バスの他に
別のバス会社による周遊バスが。こちらは専用の1日券または2日券が必要だとか。
・北陸(3県だけ)の宿の話
今回の宿は
「福井マンテンホテル駅前」。決して「福井駅前マンテンホテル」ではありません。語順に注意しましょう。
2泊したこのホテル、部屋によりトレインビューが楽しめるとのことで、ネット予約後にホテルに電話して部屋の位置を調整してもらいました。その結果がこちら。
7階の部屋からの眺め。北陸本線上り普通の521系が出発するところでした。「試運転中の北陸新幹線が撮れるかな?」の思いは叶わず。開業後に普通に撮りますか。
ちなみにこのホテルでは
なんと夜鳴きそばのサービスが。ドーミーインでおなじみの夜鳴きそば、他のホテルでも楽しめるとは。ちなみに夜食なのであっさりめの醤油ラーメンなのは、ドーミーインと同じだったり。夜食で濃厚なラーメンは、ねえ(^_^;)
このマンテンホテル、富山に本社を置き北陸3県にホテル、外食産業、スーパー銭湯を展開する企業で、大元の会社のかっての業務は天然ガスの掘削。
その会社の誕生の地は三重県、天然ガスを探すうちに掘り当てたのが、有名スポットであるナガシマリゾートの核「長島温泉」だとか。そうだったのか……(@_@;)
・北陸の鉄の真・雑ネタ
最後に鉄道にまつわる本当の雑ネタ。
(注: この先、火災現場の映像があります。ご注意ください)
鯖江の一つ金沢方、北鯖江駅を通過する際の光景です。
旅行の前月になる今年(2024: 令和6年)1月に隣接地の建物が全焼、北陸本線のダイヤに大混乱をもたらしました。
本当に線路のすぐ横、これは長時間運転見合わせになるのも納得(-_-;) 当時のニュースでも消防隊員が線路に入っていたし、何より放水する以上は架線の停電が必要だし。通常の在来線でも直流1,500V or 交流2万V(北陸本線はこれ)の高圧電流が流れているから。ちなみに新幹線は交流25,000V。
鉄道ホームでの自撮り棒禁止、それが大きな理由。非電化区間や地下鉄などの第三軌条でも「線路上への突き出し」などの危険防止で禁止しているけど、高圧電線は触れずとも近づけるだけで感電するから。
これ、意外と知らない人が多そう。何より自撮り棒使う人って、周りが見えていない印象が(※) ……。
(※) 当然ですが、個人の感想です。
最後に、帰路の米原駅での乗り換え時の一コマ。
ひかりは「ジャパン・レール・パスだと追加料金(専用の利用券)が必要」(※) なのぞみの代わりとして訪日外国人の利用が目立つ列車、そこにこの列車番号、人によっては「オーマイガー!![[[ノ´゚Д゚`ヽ;;]]]」だろうなあ……(-_-;)
(※) それでも「一切乗車不可」だった頃に比べればマシか?
「2024年2月福井・加賀旅行」これにて完結。ありがとうございましたm(_ _)m