阪神淡路大震災から27年 | おしゃれ☆ファンタジー

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  6434人が亡くなり、3人が行方不明となった阪神・淡路大震災は1月17日午前5時46分、発生から丸27年を迎えました。神戸・三宮の東遊園地では時報に合わせ、遺族らが故人を思い、じっと手を合わせました。新型コロナウイルス禍の制約にもかかわらず、コロナ前の水準を回復しました。


 また、一昨年、昨年と、被災経験の継承に取り組んでこられた先駆者が相次いで鬼籍に入り、被災地支援をリードしてきた兵庫県立大大学院の室崎益輝教授(77)、高橋守雄・ひょうごボランタリープラザ所長(73)らも公職を退かれます。

 そこで震災経験のない若者グループや「2代目語り部」も精力的にご活動します。記憶や教訓の継承は新たな段階に入っています。民間団体の調査によると、17日前後に県内で市民団体が開催する追悼行事数は、コロナ禍前の水準より3割減っています。


 各地で営まれた追悼行事で参加者は、亡くなった人の面影を追い、命の尊さをかみしめながら、それぞれの思いを伝えました。


 神戸市などが主催する「1・17のつどい」は神戸・三宮の東遊園地で開かれ、竹や紙の灯籠約5千本の明かりで「忘 1・17」の文字が浮かび上がりました🕯 参列者は地震発生時刻の午前5時46分に黙とう🙏 ご遺族を代表し、神戸市東灘区で姉の西田瑞恵さん=当時(17)=を亡くされた大阪府茨木市の田代作人さん(37)や久元喜造市長が「追悼のことば」を述べられました。

 再整備工事の影響で、灯籠の数を半数に縮小していましたが、17日午前7時までの参加者は昨年の同時間の1・6倍の約4千人。午後9時の最終集計では、約4万5千人で、緊急事態宣言下で行われた昨年のほぼ倍でした。


 暗闇の中、灯籠の明かりでかたどられた「忘」の文字🕯 忘れない、忘れたくない、忘れられない、忘れたい…など、遺族や被災者、関係する人の数だけ思いが込められています。


 兵庫県西宮市の西宮震災記念碑公園では発生時刻に約200人が黙とうし、犠牲者1086人の名を刻んだ石碑に花を手向けました💐 また、震源地・淡路島にある淡路市小倉の北淡震災記念公園では追悼行事があり、遺族や地域住民ら約50人が参加しました🙏


 神戸市の担当者は「コロナ対策が徹底され、昨年来られなかった人が多く訪れたのでは。子連れも多く、世代が広がっている印象もある」と語られます。


 若者のグループ「1・17希望の架け橋」は遺族らの肉声をまとめて映像を制作した。代表の藤原祐弥君(19)は「自分たちの街で起きた震災に、若い世代も関心がある。伝え続ければ伝わる。これまでの活動から学び、継承のともしびを守る」と力強く語られました。