本日は『防災の日』ですね。
しかし今年は新型コロナウイルス関連や安倍総理の後任の話題ばかりで、防災の日の話題が取り上げられないので、こちらで取り上げます。
※ Picは、震災直後の東京。
1923年の関東大震災から97年となった本日01日、東京都慰霊協会が主催する大法要『関東大震災並びに都内戦災遭難者秋季慰霊大法要』が都立横網町公園（墨田区）の慰霊堂で開かれました。小池百合子都知事の「災害と戦争の記憶を風化させることのないよう、次の世代に語り継いでいく」との言葉を武市敬副知事が代読されました。
【#関東大震災】1923年の今日、昼前に発生。震源は神奈川県西部、震度７の揺れが各地を襲い、犠牲者は105,000、津波も発生しました。
www9.nhk.or.jp/archives/311sh
大法要とは別に、日朝協会東京都連合会などが震災の際に虐殺された朝鮮人の追悼式典を公園内で開催。小池知事は都知事が寄せていた追悼文を2017年から送らず、今年も見送る方針を示していらっしゃいました。宮川泰彦実行委員長は「悲惨な虐殺で尊い命が奪われた歴史的事実から目を背けず、二度と同じ過ちを繰り返してはいけない。 悲劇を生んだ背景には、当時の日本社会による朝鮮人への差別意識があった。日本と韓国、朝鮮の人の間に友好と信頼が築かれることを願う」とごあいさつしました。
国の中央防災会議の報告書は、震災の死者・行方不明者約10万5000人の1～数％を虐殺犠牲者としています。
大都市で大災害があった事実、そしてデマを信じて虐殺があった事実も忘れてはなりませんよね…
改めてご冥福をお祈りします。