嘘みたいな2日間、リンパ球採取 | ステージⅢから、涙を拭いて、踏ん張って ☆by 多発性骨髄腫患者エンつり(エンジニア+釣り師)

ステージⅢから、涙を拭いて、踏ん張って ☆by 多発性骨髄腫患者エンつり(エンジニア+釣り師)

多発性骨髄腫になりました。
残された命、楽しくやろう。
窓際だけど負けない!
再々発したけど負けない。


サッカー好き⚽️
釣り好き
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料理好き
DIY好き

アフェレーシス


すなわち、リンパ球採取


CAR-T療法のためのリンパ球採取


T細胞、すなわちリンパ球の一種


ガンを攻撃する素材


ガンを攻撃できる武器が

CAR

このCARをTリンパ球にくっつけて


言ってみれば

サイボーグ

に作り替えます


そのサイボーグ化したT細胞、それが

CAR-T

コイツを体に戻すと


増殖してガンと闘います


その

素材がT細胞


それを体から採取したのです


アメリカのとある製薬会社が

サイボーグを作ってくれます


通常行われる

新薬による治療とは

全く違う治療です



約200ccの血液を体外の機械に循環


その機械でいろんなリンパ球を分離

まるっと集めて


残りの血液を体に返す、と


機械の外にぶら下げたバッグに

リンパ球が濃縮されて集まってきます


約3時間ほど血液を循環させて

150ccの濃縮リンパ球


そもそも

問題は、鼠蹊部のカテーテル


リンパ球はツブが大きいので

カテーテルが太い


目測で

太さ 5ミリ

長さ 20センチ


そんな針が

鼠蹊部の大静脈に刺さってました


昨日

そのカテーテルを

差し込んだのですが


その処置が

ちょー痛い


マルクには全く痛みを感じない自分


ところが

このカテーテルを入れる処置は

唸り声を上げてしまいました


そのカテーテルを通して

今日、リンパ球を採ったわけです


これを

アフェレーシス

と呼ぶそうです


アベクマのための

アフェレーシス


つまり


CAR-Tのための

リンパ球採取


ということです


そして

今日の夕方


そのカテーテルを抜きました


相当な覚悟で臨みました

カテーテル撤去は

一瞬

でした



なお

明日からは

地獄の

DCEP

が始まります

ケモは連続4日


信じられないくらいの

ハードスケジュール

です


ガン患者はびっくりするほど

多忙

なのです


ちなみに

DCEP は

近ごろトレンドの新薬ではなくて

1世代まえの抗がん剤です


したがって良い細胞も攻撃

副作用はハードです


もう新薬を使い果たしたので

使えるクスリは

DCEPくらいなのです


悲しい話ですね


明日からの地獄を思うと

悲しくなってきます