レナデックス、デカドロン、デキサメタゾン。
どれも同じ薬。
このステロイド剤との付き合いは長い。
〇〇d療法として、多発性骨髄腫の化学療法にはお馴染みのステロイドで、最後のdがそれ。
ステロイド剤はその効果は多岐に亘り、最近ではこのデキサメタゾン、新型コロナ感染症の治療にも使われてるね。
ただステロイドの御多分に洩れず、副作用も多岐に亘ってます。
自分の体にも合わず服用をやめてた時期がある。
特に、睡眠障害と抑うつでして。
その時期ってのが、自家末梢血幹細胞移植後、レブラミドとデキサメタゾンの二剤による維持療法なんですが、開始後早々にデキサメタゾンをやめてレブラミド単剤に切り替えました。
その後、快適な期間を経てニンラーロ切り替え後に頸椎骨折、髄外浸潤、再燃。
一時期、レブラミドに戻して改善せず、ポマリストに変更。そのままダラキューロを追加、さらにデキサメタゾンを復活して現在のDPd療法となったわけです。
なし崩しでデキサメタゾン復活となってから、やっぱり何だか体がおかしかったのですが、血液検査の結果はいいみたいなのです。
その体のおかしい状況ってのが、一番が睡眠障害なんですね。
でも最近、慣れてきたんです。
眠れるようになってきて、以前ほどストレスを感じなくなりました。
抑うつ状態も軽くなったような気がしてます。
理由は分かりません。
ステロイドに慣れてくるってのが、良いのか悪いのかどっちかわかりませんが、とりあえず体が楽になって、DPdを継続できるのは喜ばしいことです。
出来るだけ長く同じ治療を続けられるってことは、今の自分にとって、そっくりそのまま寿命プラスですからね。