じつは、先日の筏釣行で穂先を折りました。
なんと2度目。(◞‸◟)
1回目は、昨年11月。
2回目は、5月5日。
2回とも同じ自作ロッドでございまして、穂先も自作で、Amazonで買ったナンチャッテSiCガイドを付けておりました。
アブガルシアのベイトフィネスリールにシマノのシンキングタイプのPEライン0.6号に、3号のフロロリーダーを1m連結してました。
広角専用でございまして、下向きリールでは届かない範囲を重いめの誘導オモリで探るためのタックルですね。
全部フロロだと、キャスト時にガイドの糸抜けが悪くて遠くに飛びませんから、敢えてPEにしとるのです。
昨年はキビレをコイツで釣った直後、調子に乗ってロッドをぶん回していたら、ティップにPEが絡まったのを気付かずにポキ。
先端から約5センチを失いました。
この度、折れた箇所から20センチくらいの範囲でガイドを全て取り外してから、耐水ペーパーで再度研ぎ出して、ガイド装着。
さらに塗装をかけたのでした。
寸足らずですが、なんとか調子を合わせて挑んだら、、、、
今回もチヌを釣ったあと、またしてもラインを絡めたままリールを巻いてポキ。(ToT)
チヌを仕留めたら気が大きくなり、ライン絡みのチェックを怠るという。
特に、今使用しているベイトリールはハイギアなので、ハンドル一回転で思いのほか一気に巻いてしまってね。トホホ
もう、これ以上の研ぎ出しはしんどいかもね。
いや、もったいないからガイドを全て外して、研ぎ直しだわな。ぜったい。
一応、暇になったら修復にチャレンジしますがね。修復できたら10センチ寸足らずの1.4mとなります。
チタン穂先ならポキは大丈夫なんだろうけれど、元径5ミリのチタン穂先素材は一般消費者向けに売っておりません。
チタンテーパー線材は売ってますが、一般工具での研ぎ出しはまず無理なため調子を出すことは難しい。また、グラスソリッドとの継ぎ加工は困難を極める。
特に自分の元竿の込口径は約5ミリ。
そんな都合の良い太さは既製品すらございません。
だから穂先を自作するとどうしても先から元まで全部グラスソリッドで作ることになるんですよね。
そして結果、チヌ釣ったあとに注意散漫になってポキ。
悔しいな、手前味噌ですが結構良いロッドなのに。
PEラインのアタリはとっても楽しいのにね。
スコーンとアタリ、グイグイ引きます。
幸い元竿は無傷。どうしよう。
それで、どうしてもPEベイト広角の蜜の味が忘れがたく、補修までの備えとしてですね、Amazonで中華の安物の筏竿とそれに接続可能なPEガイド付きチタン穂先を購入しておこうと企んでいます。
込径が2.6〜2.8ミリですから、これならダイワの上位機種や黒鯛工房の穂先と互換はなんとか可能ですからね。
チタン&SiCの既製品はあることはあるんです。
完成品の穂先が通販で手に入る、と。
ひと揃い揃えるとAmazonの中華製品ですら、8000〜9000円くらいになってしまうんですよ。
(ミニクロガイド付きチタン穂先1本と元竿のセットで約3000円。ナンチャッテSiCガイド付きチタン穂先だけで5000〜6000円)
これが一番安くできる、チタンPE化ロッド計画なんですね。
黒鯛工房も宇崎日新のゴリマキも高いですし。
そんなもん買えません。
釣り人のあくなき欲望が怖い、と他人ごとのように思っている今日この頃です。