究極のお一人様釣り、筏に乗ってきました。
いつもの日本海。
渡船屋で殻付き牡蠣を購入してのチヌ狙いです。
釣り餌屋さんにも行きません。
時間ずらして渡船片道3分も密回避。
初めての牡蠣チヌです。
ダンゴは無しで、撒き餌と付け餌は全部殻付き牡蠣から取ります。
トンカチでトンテンカン。
筏で牡蠣を割ると派手な音がしてチヌが逃げるんじゃ?と思われる方もいるでしょうね。
そんなことはありません。
牡蠣の足止め効果は音に勝ります。
ていうか、音すらも牡蠣の飼い付けの条件となります。パブロフの犬です。
現に自分は釣ってますし、バラしもしてます。
問題ありません。
バラしは大問題ですけどね。
魚はお構いなしに寄ってきます。
自分は、プライヤーとかナタは使わず、チッピングハンマーで殻開け、石頭(せっとう)ハンマーで撒き餌用の潰しをやりました。
ハンマーを使うと作業がスピーディーです。
チッピングハンマーとは、溶接工が使う金属溶接後のバリを剥がすハンマー。
トンガリと平たいヤツが左右に付いてるヤツがおすすめ。
尖ってる方で殻の上から貝柱の部分をピンポイントで破壊すると簡単に殻が開きます。
◉牡蠣の開け方
牡蠣の膨らんでる方を筏に接するようにして平たい方を自分側に、付け根を手前に殻の鋭い方を向こう側になるように置いて左足で踏んで固定します。
そうするとちょうど牡蠣の右上の部分に貝柱があります。
そこをチッピングハンマーの尖ってる側でカンカン。
さらに殻にできた穴にハンマーの先を入れてホジホジ。
すると、あら不思議。上の殻がユルユルになります。
チッピングハンマーの水平に平たく潰した側では、殻の窓開けも可能です。
今度は牡蠣の平たい方を筏に接するように膨らんでる方を上に向けます。
そしてハンマーの平たくノミ形状の側で軽くカンカン。
簡単だねー。
撒き餌はセットウハンマーで殻ごと叩き割ります。
1ポンド(450g)が携帯性とパワーのバランスがいいです。
自分は、キャンプのペグ打ちにも使ってます。
2ポンドでもいいかもしれません。
さて結果は。
25センチが1枚でした。残念!
2時ごろにきました。
昼前には、40センチあるかないかのクラスを水面付近でバラし。自分定番の水面バラし。
夕方近く、置き竿の穂先が水面にズボッと入り数秒後に穂先が元の状態に戻りました。
なんと、その時自分は釣り座を離れてオシッコ中。竿を眺めてるしかなかった。(T T)
釣り座に戻って竿を手に持っても時すでに遅し。手応えなしー。
今日1番の大物をオシッコのため逃がしました。
年無しくらすだよね。
ホントは年無し、40〜30クラス、25センチの揃い踏みだったのにね。
ま、いいや。
辛うじてボウズを回避できましたから。
また行きたいな、4月いっぱいは牡蠣できるのよね。