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困ったものです。

好きなこと、感じたこと、ひとりごと。 気ままに書き散らかします。 ぼんやりしてたら、30代あっという間に過ぎちゃうからね!

「飲み始めちゃったから、待ち合わせ場所に着くまで時間かかるかも」

LINEで伝えた通り、仕事帰りの彼をだいぶ待たせて、いつもの場所に着いた。
背の高い彼の顔を下から仰ぎ見ると、ちょっと不機嫌そう。
でも、私だって随分振り回されたんだから…と敢えてご機嫌取りはしないことにした。

「せっかくだしご飯食べてこ!」
「ええよー」

夜ご飯を一緒に食べられるのだって実はレア。
手を繋いだら並んで歩いていたら、すっかり有頂天になる。

ちょろい私。

あれこれ気にしなくて良い日だから焼肉に決めてお店に入った。
焼き網を挟んで向かい合って、肉が焼けていくのを一緒に待つ。

それだけで楽しくなってしまう私は、本当に単細胞だと思う。
向かい合っている彼も、すっかりご機嫌でニコニコしている。

「ご機嫌なおったの?」からかうようにウィンクを送る。
「だって、1人で勝手に飲んじゃってるし。せっかく頑張って早く仕事切り上げたのにさ」

形の良い唇を尖らせる姿が、たまらなく可愛い。…大好き。
根っからの人たらしなのだ彼は。

早く2人きりになりたくて、身体の奥が疼いた。