わんこの部屋は、思っていたより、ずっと小ざっぱりしていた。
床に置かないように気を使ってくれたのか、
ベッドの隅には律儀な感じで預けたバッグが鎮座していて。
薄暗がりの中、バッグを床に避けて、代わりに腰掛けた。
ベッド汚しちゃわないかな。
剥き出しの白いベッドマットを撫でながら、そんなことを考えていたら。
いつの間にか目の前に、わんこの裸体が露になっていた。
普段から鍛えまくってるだけあって、無駄なお肉がない…。
脱がされるのが今さら気恥ずかしくなって、自分から肌を晒して横たわる。
呼吸を合わせるかのように、また唇を重ねて、今度はゆっくり舌を絡めた。
身体の奥が熱を持って、もう、とろとろに潤んでる。
「クリちゃん、おっきい。」
割れ目を指先でなぞりながら、余計な感想を述べてくれる。
答えないでいると、指先が中を掻き乱して奥をぐっと突き上げてきた。
「痛くない?」
「…ん、気持ちいい…」
さっきまでの忙しなさが嘘のように、ゆっくりした手付きで愛撫されながら、
優しくしないでいいのに、と勝手なことを思った。
君の、私のことが好きだという真っすぐな気持ちを利用して、
夫さんと、彼と、こんがらがった日々の答えを見つけようとしているのに。
倫理観がマヒした心にも<罪悪感>は残っているらしい。
「ねぇ、快くしてあげる。」
難しい考えはとりあえずしまって、今はこの時間に身を委ねようと、わんこに覆いかぶさった。
手入れをしているのか、天然なのか、羨ましいくらい整った肌に唇を這わせていくと、小刻みに身体が震える。
「そんなとこ、舐められたことない。体がびっくりしている」
吐息交じりに可笑しな感想をくれる、わんこの敏感なとこを捉えて、深く深く繋がる。
か弱い少女を犯しているみたいな不思議な気持ちになった。