困ったものです。 -35ページ目

困ったものです。

好きなこと、感じたこと、ひとりごと。 気ままに書き散らかします。 ぼんやりしてたら、30代あっという間に過ぎちゃうからね!

 

私の腕の中で少女みたいに蕩けながら、わんこは続けざまに二度果てた。

 

向かい合って繋がるときも、

 

私を上に乗せているときも、

 

後ろから突かれているときも、

 

抱き付いて、身体をひっつけて、纏わり付いてくるのが、本当のわんこみたい。

 

どろどろになった割れ目をティッシュで拭って、

放り出したワンピースを再び身に着けたら、

エアコンの風で冷えた生地がひんやりと心地良かった。

 

リビングに戻ると掛けっ放しにしていた開会式は、

五輪貴族バッハの演説を画面いっぱいに映していた。

 

「そろそろ、帰らないと…今日は、ありがとう。」

 

何に対しての"ありがとう"なのか、はっきりしなかったけれども。

その日も、振り返らずに別れた。

 

 

――― 結局、何一つとして分からない。

 

 

夫さんと、正しく築けなかった性活を外で満たしたいだけなのか。

私の凹を埋めてくれるなら、どの凸でもいいのか。

女として求められたいだけで、本当は目合いなんて必要ないのか。

やっぱり、彼を、愛しているのか。

均衡してくれない彼への想いを、わんこで誤魔化そうとしているのか。

わんこのことが好きなのか。

一体、何を求めてこんな莫迦なことをしているのか。

 

どうして、止められないのか。