困ったものです。 -33ページ目

困ったものです。

好きなこと、感じたこと、ひとりごと。 気ままに書き散らかします。 ぼんやりしてたら、30代あっという間に過ぎちゃうからね!


逢いたいのに、逢いたいのに。
逢いたくなくて、仕方がない。

彼が転職してからは、一緒に歩んでいた路が分かれてしまって、
ただでさえ先を行っていたのに、別の路をどんどん進んで行ってしまう。

知らない仕草、知らない話題、知らない登場人物たち。

逢えば逢うほど、もう違う世界の人なんだと見せつけられるようで、逢いたくなくなる。
そのくせ、逢いたい気持ちが湧いてくるのだから仕様が無い。

昨夜の帰り道、ちょうど良いタイミングでLINEが鳴った。

「お疲れーいま帰り」
「お疲れさま。私も帰るとこ」

他愛もないやりとりを繰り返して。

ひと月に数える程しか重ならない出勤日。
逢いたくなくて堪らないのに、逢いたくって堪らない。

さりげなく、でも、勇気を出して聞いてみる。

「今日は真っ直ぐ帰るよね?」

すぐについた既読への返信は
「まっすぐ帰るよ。」

ただ、それだけのことなのに、最近ずっと心を埋めつくしているモヤモヤが溢れて。

家に着いてリビングの灯りをつけたら、涙がどっと溢れて止まらなかった。


それなのに、今夜は?

バスタブに身を沈めたら、肌からまだ、ほんのり彼の匂いが立ち上ってくる。

ただ逢って、
唇を重ねて、
触れて、触れられて、舐めあって、
また唇を重ねて、舌を擦り合わせて、
絡んで、繋がって、溶け合うだけなのに。

もうずっと暗く沈んだ気持ちも、その何もかもが吹き飛んで、3時間でこんなにも満たされてる。

「好き、なの。」

いつも計算して謂う言葉が、自然と零れてしまった。