上の記事の私とは「存在」である、と知ったその日に読んでいた童話を紹介したいと思います。

 

(少し私が手を加えて創作した部分もありますので全く同じではないですが)

 

 

 

ある日スバルという名の少年が森の中を歩いていると仙人のような森の精に出会いました。

 

森の精はスバルに

 

「お前は良い子だからこの美しい手鞠をあげよう。

 

これは不思議な手鞠でそこから出ている糸を引くと時間が縮むのじゃ。

 

しかしよくよく考えて使うのじゃぞ。」

 

と言い残し手鞠を渡して立ち去りました。

 

スバルは「これは面白そうだ!」と思い喜んで手鞠をもらって家に帰りました。

 

次の日スバルは学校で授業を受けていたのですがそれが退屈で仕方なくなり

 

そのときふとその手鞠のことを思い出しカバンから取り出して

 

そこから出ている銀の糸を引っ張りました。

 

するとどうでしょう!あっという間に授業が終わっていたのです。

 

スバルは「やった!これは良い物をもらったものだ!」と喜び

 

誕生日が待ち遠しい時は、糸を引くとすぐに誕生日がやってきて

 

また好きな人ができ、この人と結婚したいと思って待ちきれない時は

 

糸を引いたらすぐに結婚式を迎え、次に子供が欲しいと思ったら

 

また糸を引きすぐに子供が産まれました。

 

スバルは事あるごとに糸を引き続け気づいたときにはまたたく間に老人になっていました。

 

もはや老人となってしまったスバルはその時思いました。

 

「私は全く生きてこなかった。生きることをほとんど何も味わってこなかった。」

 

スバルは手鞠を返そうと森に行き、そして再び森の精に出会いその手鞠を返しました。

 

そうしたら次の瞬間スバルはベッドの上で目が覚め、全部夢だったと安心したのでした。

 

それ以来スバルは楽しいことうれしいこと、また悲しいこと辛いことがあったとしても

 

湧き起こる気持ちを精一杯に味わい一日一日を大切に生きたそうです。。。おしまい。

 

 

童話の中の退屈な学校には私は通わなくていいと思いますが笑

 

私たちは生きるということを深く味わうためにここにいるのだと教えてくれる

 

とても深いお話だと思います。では。