オリエンタルラジオの中田敦彦さんのYouTubeチャンネル「中田敦彦のYouTube大学 - NAKATA UNIVERSITY」に、タレントの中山秀征さんがゲスト出演し、過去に中山さんがMCを務めた生放送の情報番組に女優の沢尻エリカさんが出演した際の伝説的な放送回を振り返りました。
2007年に起きた、沢尻エリカさん主演の映画「クローズド・ノート」の公開初日舞台挨拶での「別に…」事件。その前日、沢尻さんは中山さんと共演し、主演映画のPRに来たにも関わらず、MCの中山さんに終始不機嫌な態度をとり続け、大きな物議を醸しました。
中田さんは「本当にあれは一個の芸能界の衝撃の瞬間でしたよね」と切り出すと、中山さんも「これ、今(生放送で)流れてますよね?って何度も思った」と苦笑い。当時の状況を振り返り、「昔のアイドルはね。(舞台)袖でどんなに怒鳴ってて怒ってても(カメラが)入ったら笑顔なんです。俺らはそっちの方怖いなって思ってたんですよ」と語りました。
放送直後には、島田紳助さんから電話をもらったことを明かし、「紳助さん、『お前スゴいな…。よう耐えたわ。俺なら帰してるわ』。『俺なら耐えられん。俺だったらブチギレてる』って。紳助さんに唯一褒められたんじゃないかな」と笑顔を見せていました。
沢尻エリカ「別に…」事件とは
2007年9月29日、沢尻エリカさんは主演映画「クローズド・ノート」の舞台挨拶に登場。しかし、終始不機嫌な態度で、司会者の質問にもそっけない返答を繰り返しました。「今日の調子は?」という質問に対し「別に…」と答えたことが大きく報道され、社会現象となりました。
中山秀征のプロ意識と島田紳助の賛辞
沢尻エリカさんの「別に…」事件の前日、中山秀征さんは生放送の情報番組で沢尻さんと共演。映画のPRに来た沢尻さんの不機嫌な態度に困惑しながらも、MCとして番組を進行しました。放送後、島田紳助さんから電話を受け、「よう耐えたわ。俺なら帰してるわ」と褒められたエピソードは、中山さんのプロ意識の高さを物語っています。
芸能界の裏側とプロ意識
中山秀征さんの語るエピソードは、華やかな芸能界の裏側を垣間見せてくれます。昔のアイドルは、舞台袖でどんなに怒っていても、カメラが回れば笑顔を見せるプロ意識を持っていたと言います。中山さんは、そのようなプロ意識を持つ一方で、沢尻エリカさんのようなケースにも冷静に対応する、MCとしての力量を発揮しました。
今回のYouTubeでの対談は、中田敦彦さんの巧みな話術と、中山秀征さんの豊富な経験、そして沢尻エリカさんの「別に…」事件という、様々な要素が絡み合い、視聴者にとって非常に興味深い内容となりました。