映画『白鯨との闘い
In the Heart of the Sea』
監督:ロン・ハワード
撮影監督:アンソニー・ドッド・マントル
キャスト:クリス・ヘムズワース
キリアン・マーフィー
トム・ホランド
ベン・ウィショー
1851年にハーマン・メルヴィルが発表した名作「白鯨」のもとになった実話が描かれている。
ナショナルジオグラフィックの
「ほんとうにあった奇跡のサバイバル60」という本にも登場する凄惨な話。
1850年、作家ハーマン・メルヴィルは悲劇の捕鯨船エセックス号の生き残りトマスのもとを訪ねる。トマスはこれまで語ろうとしなかった船で起きた凄惨な出来事をメルヴィルに語り始める。
名匠ロン・ハワード監督作品。
ドキュメンタリー的映像を得意とするアンソニー・ドッド・マントルが撮影監督。
ではありますが、白鯨とのシーンはもちろんCG頼み。もう少しどうにかリアリティを演出できなかったのかとは思います。
お話はイマイチでした。船の上での人間模様が描ききれてない印象で、極限状態もイマイチ伝わらず。主演のクリスは激やせして頑張ってるんですが・・。
ところで、近年でもかなり邦題。映画を観ればわかりますが、「白鯨との闘い」???
そんな話じゃありません。邦題考えたバカは誰だ??作品を愛してない感が伝わります。
この話が基になって、名作「白鯨」ができたということを知るだけでも、観る価値はあり。