僕は訪問販売に弱かった。
昨日のブログの続きになってしまいますが、今、にっくきジャイアンツの読売新聞をとっている。
その謎を紐解くには二年前までさかのぼらなければならない。
そう、それは僕が今のマンションに引っ越してきた次の日ぐらいだろうか。
ピーンポーン!
誰?
と思いつつも出る僕。
ハイ。
朝日新聞でーす。
「あっ、どうも。」
この後の会話はご想像に御任せます。
僕はこの人のよさそうな勧誘員に好印象を持ち、とることにした。
まあ、もともと新聞とるつもりだったしいいか。
問題はここからである。
僕は二年契約をしてしまう。
今思い返しても、何故に二年契約をしてしまったのかがよくわからない。
うっすら覚えているのが、その勧誘員が「今は情報化社会ですからね。どこの誰が何年契約してるかがわかるんですよ。しかし、二年契約しておけば、二年より先の契約は勧誘員のカウントにならないから心配ないよ。勧誘員も他に来なくなるから女の子とかはけっこうやってるね。先ほども近くの女の子が二年契約なされましたよ。」
とにかく馬鹿だった僕は、印鑑を押した。
当然、その勧誘員が満面の笑みで去った後、猛烈に後悔の念にかられた。
クーリングオフと言う言葉もよぎったが、、、、、、
まあ、映画のチケットとか洗剤とかちょくちょく持ってきてくれるいうたからええか~
と、そんな感じでその日は終わった。
付け加えると、この二年間何一つ貰っていない。
そして、二日後。
ピーンポーン!
「はい。」
ドアを開けるといきなり何か渡された。
「このカタログの中から好きなのを選んでこのハガキを送るともれなくどれかもらえます。」
「はあ。」
「ところで、新聞はとってますか?」
はぁ?
新聞勧誘はもう来ないはずやろ?
そのための二年契約やろ?
やられた思った。
「読売新聞とりませんか?」
しかし、僕は満面の笑みで答えてやった。
「朝日新聞二年契約でとってますから結構です。」
しかし、「二年後の三ヶ月でいいんで」
そんな先の話できるか!ボケ!って感じ。
しかし、そこはプロ。あれよあれよと言う間に先に僕に受け取らせたカタログをうまく利用して、勧誘に慣れていないお子ちゃま相手に有利に事を進める。
完全なる敗北。
その勧誘員も僕にハンコを押させて満面の笑みで帰るのであった。
その勧誘員が帰った後よくよくそのカタログを見ると、ホンマにウンコみたいな商品しか載ってなかった。
泣きたくなった。
しかし、もう二度と勧誘は断ると決意。いい社会勉強だと思うことで自分を納得させた。
その何ヵ月後にオカンから電話があり、姉が訪問販売で30万の浄水器を五年ローンで買わされたことを告げられる。
僕は兄弟ではしっかりものと思われているのでこう言ってやった。
「そんなもんはドア開けたらあかんねん」
「家の前に訪問販売お断りっていう札張っとかな~」(僕のマンションの隣の人はやってます)
とか得意げに言ってやった。
そして、いよいよ二年が経ち、いよいよ契約呪縛から開放される。
しかし、契約が切れる朝日新聞から案の定継続を求められる。
「二年間、何一つよこさなかったのに、そう簡単に継続すると思うなよ!」
と、心の中で思った。
そして何より僕は、この次とる新聞は日経新聞だと決めていた。
それには二つの理由があった。
一つ目は予備校時代のカリスマ、駿台の表三郎が「大学生になったら日経」と熱く日経新聞の良さを語っていたからだ。
僕はこのカリスマをカリスマ視していたので、大学入学と同時に今のマンションに入るまで取っていた。
しかし、時期尚早と感じ、朝日にシフト。(たまたま、朝日だけど)
そして、二つ目の理由は現在のプチカリスマ藤田晋の本のなかで、若かりしころ、まだ彼がぺーぺーだったころに日経新聞を読み始るという件がでてきたからである。
二つ目の理由は理由に成り立つかは分からないが、とにかく新聞を替えたかった僕は朝日を断ろうとした。
しかし、食い下がる。
「二年前を思い出すんだ!もう同じ失敗は繰り返すな!」
心の中の僕が叫ぶ。
しかし、向こうも引かない。情で攻めてきたのである。その前の日に一度断っていたのだが、この日は違う人が来ていたのである。
「いつもの勧誘員がノルマ達成できずに給料減らされちゃうんですよ。なんとかもう三ヶ月!」
負けるな!
なっ、なんと次の瞬間、その老人は頭が地面につくかつかないかぐらいに頭を下げてきた!
しかも、動かない。同じことを繰り返すだけ。
困った。
しかし、書き忘れたが、この老人インターホンに僕が出た時になんと言ったか。
僕が「どなたですか?」と尋ねると
「宅急便です。」
詐欺やろ~
しかし、動かない老人。
泣きそうな老人に、三ヶ月日経を遅らせる僕がそこにはいた。
まあ、朝日新聞好きだしね。