なぜ、人を許せなくなってしまうのか

 

正義中毒

・正義におぼれ、「許せない」が暴走してしまっている状態
・自分が標的になる事を恐れ多数派に回る場合が多い

・脳内では、快感情であるドーパミンが分泌されている

 

日本社会の特殊性と「正義」の関係

・逸脱者(愚か)の基準は、国や地域により異なる
・例えば、日本人は協調性を重視するが仏は自主性を重視する

・多様性を排除することは破滅を招く


脳のバイアス

・人は本来、同集団以外を受け入れず攻撃するようにできている
・人は同集団を他より優れていると捉えるバイアスをもっている

・悪意がある訳ではなく、脳がバイアスに乗っ取られている状態


「許す」ためのメタ認知
 

前頭前野の役割
・前頭前野は分析的思考や客観的思考を行う場所

・老化により働きが衰えると新しい物が容認困難になる

 

メタ認知とは

・メタ認知とは、自分自身を客観的に認知する能力

 =「自分がこういう気持ちでいることを自覚している」ということ

・メタ認知により固定化された通年や偏見を捉え直すことが可能

・メタ認知を働かせることで前頭前野を鍛えられる
・正義中毒を乗り越えるには、人を許せない自分や他者に対して、「人間だからしょうがない」と認めることが前提となる

・その上でメタ認知を働かせること

老けない脳をつくるための方法


慣れていることをやめて新しい体験をする

・日常とは異なる行動が前頭前野の活性化を促す

例:通勤時、いつもと違うルートを歩く

   外食の際に、新しいメニューにしてみる

あえて不安定・過酷な環境に身を置く

・自分の思考や行動を認識し直すことが可能

例:普段なら絶対読まない本、関心のない本を読んでみる

   ネットで興味のないニュースなどを閲覧する

安易なカテゴライズ、レッテル貼りに逃げない

・自分たちとは違う人をひとまとめにしていたら要注意

・レッテル貼りを気持ちよく感じる裏側には、脳の弱さがある

例:「Aは○○だから」「Bって××なんでしょ?」

余裕を大切にする

・前頭前野を働かせるには、脳に余裕が必要

・忍耐が必要なことは避ける

例:満員電車での長時間の通勤