馬歩站椿站椿功では馬歩站椿が基本になります。馬歩站椿は、どの中国武術にもある練習方法です。しかし、それだけ各中国武術で、やり方が異なります。私が学ぶ、程派八卦掌や三皇砲錘では、非常に低い姿勢を求めます。特に下半身の強化を求めます。そのため初学者がいきなりやると、膝や腰を痛めます。初めは姿勢を高く、ゆっくりと鍛えながら、姿勢を低くしていく事が望ましいでしょう。
六合站椿功には各中国武術で、様々な形式のものが存在する。一般に六合と呼ばれる要訣は、どの中国武術でも共通している。六合は外三合と内三合に分けられる。外三合は肩と腰、肘と膝、手首と足首を合わせることをいいます。内三合は気、精、神をいいます。当たり前に言われていることですが、非常に重要なことです。様々な中国武術で共通しているこということは、それだけ武術の本質を表しているといえます。
力ということ力を使わない事が、そのまま筋力を不要としているわけでもありません 。力を使わないということは、無駄な力を使わないということで、筋力そのものを否定しているのではありません。筋力を鍛えることにも、やり方がありますし、どこを鍛えるかが重要になります。人間の体は、筋力がパワーの源です。筋力がなければ、立ち上がることも箸を持つことも出来ません。糸が切れたマリオネットでは、何も出来ないのですから・・・。中国武術では、武術に必要な筋力を鍛え、鍛え上げた筋力の力を効率的に引き出す方法を練習します。
攻撃を当てること中国武術で戦うときに問題になるのが、いかに攻撃を当てるかという事になります。伝統的な指導では、この部分が抜けています。中国武術は打ち合う練習をしない所が多いため、当てるという事が出来なくなっています。出来ない人は秘伝を学んでいないためとか、絶招を学んだから出来るとか、妄想に走る人が沢山います。実際に当てる方法は、ただ打つだけです。なんてことはありません。ただ、ただ、打つだけです。しかし上手く当てるには、技術が要ります。当てるための注意点や練習方法はシンプルですが、考え方や機転が利けばそれで出来てしまうものです。私は、気で倒すとか、秘伝がとか妄想が嫌いです。言い切ってしまうと、気分を害される方もいらっしゃるとは思いますが、此処は言わせていただきます。妄想は嫌いです。人間は物理法則や生理現象を超えたことは出来ません。
内功を鍛える内功を鍛えることと。内功を鍛えることは、自身の体を鍛えること。内功であれ、外功であれコツがある。練習方法はゆっくり套路を行う。ただ単にリラックスしてゆっくり行ったのでは意味がない。どこをどのように意識して行うのが重要。意識する事が出来なければ、まったく意味がない。とくに内功を鍛えるのに効果的なのが站椿功です。站椿功の姿は、動かずに立っているように見えます。しかしただ立っていても意味がありません。意識をどのように持ち、どのように力を出すかを意識する事です。呼吸・意識・姿勢がそろって初めて功を積む事が出来ます。