中国武術全般の要求として、含胸抜背が在ります。
太極拳の要訣の言い方になりますが、内家拳、外家拳問わず重視されています。
指導していると、概ね猫背になっている人が多いと感じます。
猫背の方に含胸抜背を注意すると、さらに猫背が悪化する傾向があります。
気をつけて欲しいのは、猫背と含胸抜背は異なるということです。
まずは気お付けの姿勢ぐらいとれるようにした方が良いでしょう。
気お付けの姿勢は、武術的にも健康的にも良いとは言えませんが、猫背
に比べればはるかにマシです。
まずは背筋を伸ばすことを覚えましょう。
この1年ぐらい三皇炮錘と八極しか練習していませんでしたが、昨日の練習では高式八卦掌とエツを中心に練習を行いました。

高式八卦掌とエツを練習するに当たり、三皇炮錘で気付いた事を意識しながら行いました。
そうすると今まで(1年以上前)の感覚とかなり違うように感じます。
なんというか、一本芯があるような感じが、いっそう強くなり勁の運用も幾分か変化したように感じます。
今まで以上に地面を掴む感覚や、ぶつかっても動じない感じが強まっているように思います。
三皇炮錘の要訣を意思することで、八卦掌の要訣も別の角度から見る事が出来ているのでしょう。

八卦掌(程派、高式)、形意拳、三皇炮錘、散手、散打(伝統的な用法と現代格闘技相手の場合)、気功などを指導しています。


興味がある方は、メールをいただければ幸いです。
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 (●を@に置き換えてください。)
八卦掌では、定架子、活架子、変架子と3つの練習段階があります。
ネットでは勘違いされている方も多いようですが、定架子、活架子、変架子
それぞれに異なる套路があるわけではありません。
それぞれ練習の方法として別けているだけです。

定架子では、ゆっくりと套路を正しく行うように練習します。
活架子では、正しい動作で早く動く練習をします。
変架子では、套路の順番に捉われることなく、自由に套路や技を組み合わせて
体の赴くまま自由に行うことを練習します。

それほど難しいことではありません。
誰でも練習していれば、出来るようになります。
秘伝とか、教えないとか、そんなものではないですしね。

站椿功が特に優れている点は、内功の鍛錬に適している事が上げられます。
体の内面に意識を向けることで、普段意識し難いことを意識しやすくなります。
内功の鍛錬は站椿功以外でも可能ですが、効率の良さでは他の方法より優れています。
正直な話、早い動きでは体の内面に意識を向け続ける事が難しいということがあります。
太極拳のようにゆっくりした動作なら、站椿功と同様に内功の鍛錬を積む事が可能です。
私は、站椿功は自分の体との対話だと思います。
どのような形であれ、自分の体との対話が出来るなら、それは内功だと言えるのではないでしょうか。