こんちは


この頃地震が多い。都心部といえども、電気がなければ動かない物が多数ある。


その際は、人力に頼るしかないのだが。停電で人力に頼るという、発想ができるだろうか?


都心の深い位置にある、地下鉄の駅。

一度停電になったら、抜け出すのは容易ではない。あらゆる物が、電気で動く現代。もし地震によって、大停電が起きたら。手も足もでない。全てに於いて、電力が要る。機械が動くという状況で生活している我々は、電気のない生活が想像できない!


そんな電気が無い、機械がなにも動かない状況で考えられるのは。人力と人の知恵だけだ。


ある日、非常時に動く自動販売機を目にした。自販機には、発電機と蓄電池が組み込まれていた。非常時に、発電機をまわして一時的に、商品を取り出せる仕組みだ。こんな仕組みが、他にも利用出来たらと、考えていた時。


もし災害時に、人力で動かせるエスカレーターや緊急ロープがあったら。

そういう仕組みを、あらかじめ組み込んでおけたら。数人の力を合わせて、バルブを回すが如く。ゆっくりとでも、エスカレーターやエレベーターを動かせたなら。


人を救う事はできないだろうか?

障害者や老人を助ける事は、可能だろうか。母子や幼子を助けることは!

企業や技術者が、そういった状況を考え

。エスカレーターに人力で動かせる仕組みを導入していたならば、どうだろう?


単純にエコというのではない。人の力で動かせる、仕組みを構築していれば。

非常時に動力源がなくても、動かせる物はあるはずだ。


問題は、その状況を想定し考え。如何にして人力で動かせる仕組みを作り上げるかを考える事なのだ。


たいていの物が、人の力を使うことなど想定されていない。だから、人力で動かせるものなど皆無なのだ。


文明は、人力に頼らず自然に頼らず。物を動かす事を考えて進んできた。しかし、災害時・非常時には機械は脆い。

だからこそ人の力を利用することを、考え駆使してこそ。人は危機を乗り切れるのだと私は思うのである。