こんちは


昨今、「薬屋のひとりごと」という作品が人氣の様で、結構な話題になっている。

作者は日向夏という女性の様だが。

プロファイルは一切明かされていないという。まあ、これは作者が女性だからというのも有るだろう。だから作品が面白ろければ、それでいいと思う。アイドルではないのだから。まぁ、昔の出版社とは違う、作者への扱いなのだろう。


作品は、中国の後宮という場での話。

さらわれた「猫猫」という主人公が、薬の知識を活かしつつ。事件にまつわる、複雑な人間関係を謎解きしてゆくという話だ。タイトルにも有る通り、物語の殆どがモノローグで展開していく。


声優にとっては、厄介な作品だ。初めから終わりまで、つぶやきで話が展開してゆくから。おそらく、台本は通常の倍位ありそうだ。


人間関係の謎がテーマだが。物語の当初から、しっかりと伏線が張られているように感じた。


シーズン1では、猫猫の養父が口にする、「後宮か!因果だねぇ」という言葉に、猫猫と後宮との因縁を感じさせる。


おそらく、全作品を通して猫猫が後宮との関わりで、起こる事件の伏線に触れ。時間経過と共に、猫猫が後宮とどの様に対峙してゆくのか、楽しみな所と感じる。

そして第二シーズンでは、因縁の一部が明かされている。主人公の闇の部分に触れた壬氏が、たじろぐのは中々である。


作品はライトノベル・コミック・アニメと3種の神器ではないが。それぞれが、好評価のようで売れているのがすごいね。


まぁ、そんなんで。少々日本の薬事情もネットをしらべてみると。なんと、日本での薬の発祥は奈良だと出てきた。

薬屋の時代設定に近い頃だろうか?

 


奈良県の公的サイトをみると、日本薬発祥の地と出てくる。医術が大陸から渡ってきたというのも有るのだろうが。日本でも、薬の研究はされていたようだ。

薬というと、どうも「富山」を思い浮かべてしまうが。これは、江戸の大名が腹を壊しそこで用いられた、富山の「反魂丹」という薬で劇的に回復したという話から。富山の薬が有名になったという逸話が伝わり。これが後に「江戸城の腹痛事件」として伝えられたというのだが。
実際には、これにも裏があり。薬売りは、富山のスパイだったという話も伝わっている。薬売りをしながら、諸国の情報収集をしていたとも。伝えられている。また、薬を服用すると。戦意が喪失するとも言われ。諸国の戦力の弱体化にも一躍買っていたとも言えるらしい。

まぁ、今と昔では薬の成分も劇的に変化し。昨今は遺伝子操作や分子変換など、科学的に合成される医薬品も増えて来ているし。物によっては、菌が薬を作り出すと言った効果も有るようだ。

まぁ、この部分を調べてゆくと。現代のワクチン事情にまで、行き着くのかもしれないが。
薬屋というのが、昔から儲かる物の代表格ということから。代官と商人の因果関係なども、出てくるのかもしれない。

よく言われる、時代劇の決まり文句。
商人「お代官様」
代官「◯◯屋お主も悪よのう」
なんて表現。
どういうわけか、越後屋が悪者の代表格みたいに成っているのは。これって、スケープゴートですかね!