午後のチャイムが鳴るまでは 阿津川辰海著 実業之日本社 2023年9月26日初版第1刷発行 東図書館

 

10月26日受取

11月3日未明 読了。 所蔵4冊(中央、東、河内、中セ)、予約総数7

11月5日 昼返却。

11月7日 返却期限

 

第1話 RUN! ラーメン RUN!  

第2話 いつになったら入稿完了?

第3話 賭博師は恋に舞う

第4話 占いの館へおいで

第5話 過去からの挑戦

 

2021年9月9日の昼休み時点での出来事を、それぞれの視点でオムニバス形式で読む感じの連作短編集

あとがきによると、各話タイトルは、「都会のトム&ソーヤ」をモジッているとのこと。

 

ネタがわかれば結構面白い。

 

私立九十九ヶ丘高校 都心にあるそこそこの名門校

 JRと地下鉄の駅の間に立つ。

  JR駅からは急な坂がある代わりに、繁華街などもある

  地下鉄の駅からは、神社があり銀杏があるので秋は臭い。

 校舎内も土足、体育館シューズはある。

 生徒の外出は禁止、教職員は可能。

 9月24日から26日に、2年ぶりに文化祭が予定されている、

 「隣のクラス」という名称が都度出てきて、紛らわしいが、各学年ABCの3クラスである。

 

 

第1話

2021年9月9日、アキラとユーキは、九十九ヶ丘高校を昼休みに抜け出してラーメンチェーン店「麺喰道楽」へ無料券を握りしめてラーメン食べて帰ってきて、証拠隠滅の歯磨き中に、生徒会長にラーメン店に行ったことを見抜かれた。

 

第2話

文芸部部誌「九十九文学」は、文化祭特別号として、編集長の親が印刷所の社員と友人というツテで、印刷所でのオフセット印刷とし、入稿時間に合わせるために、9月9日の前日の泊まり込み徹夜での執筆に学校の許可を得た。101少教室(執筆室)、102少教室(男子仮眠室)、4階和室(女子仮眠室)を使えるよう手配した。表紙はアマリリスの絵を使いたいと、ギリギリまで待っていた。アマリリス先輩を探している時、304少教室を男子が使用していた。

 

第3話

2-Aの男子全員は、昼休みに3階の304少教室で、模様を刻んだ消しゴムをカードに見立てて、ポーカーの大会をしていた。そして、9月9日に、あることを賭けて大会を開催。

 

第4話

茉莉は、占い研究会の部室で「星占いでも仕方がない、木曜日ならなおさらだ。」という扉の外から独り言がきになり、アリサとエミと会話しつつ探るが、彼氏・ナオへラインで問いかけ後数分で返信が来て、ある専門学校入試で不正行為が発覚していた。

 

第5話

9月9日の昼休みの出来事を総括、2004年9月9日の昼休みのある出来事に囚われた、現在34歳の森山進の物語。何度か出てきた生徒会長の正体と、二卵性双生児の二人。17年前の九十九新報には天文台から消失事件とともに、オーストラリア在住の推理小説課アキホ・ミモリ(当時37)のインタビュー記事が掲載されていた。

 

 

登場人物

斎藤結城(さいとうゆうき) 2-B、JR駅から高校へ向かう。 囲碁・将棋部

日下部顕(くさかべあきら) 2-c ユウキのことは、ユーキと呼ぶ。肩までかかる長髪。

岩倉 2-B ゆうきのクラスメイト

生徒会長 2-A 

 

 

楢沢芽以(ならざわめい) 2-B、2年、PN「ジェイソン」、ホラー小説、第2話語り手

川原聡(かわはらさとし) 2年、PN「川原さとし」、 詩や書評。占い研究会と兼部

鈴木一郎(すずきいちろう) 3年、PN「二階堂七生子」編集長、 SF小説

人見澪(ひとみみお)  1年、PN「三毛猫」、私小説

司麗美(つかされみ) 3年、PN「アマリリス」イラストレーター担当

・大樹(だいき) 弟 1年。美術部。

部長 2年、PN「青龍亜嵐(せいりゅうあらん)」部長。 ミステリー小説

佐藤  1-C、体育館横で作業。

 

北村愛梨(きたむらあいり) 2-B、新聞部部員

 

 

エミ  2-A女子

アリサ 2-A女子

斎藤茉莉(さいとうまり) 2-A女子 クラスのマドンナ的存在、占い部。ナオと交際中。

 

以下男子

江田  2-A チェス駒を没収後に紙製の駒を自作

芝   2-A 第3話語り手

青木  2-A

羽根田タカ 2-A 麻雀好き、家は中華料理店「羽根田飯店」

土間  2-A

馬場  2-A学年二位の秀才、ギャンブル漫画好き

マサ  2-A、賭場の元締め

今本  2-A、ロン毛で、軽音部

古森(こもり) 2-A

茅ヶ崎 2-A

船井(ふない)  2-A

剛田(ごうだ)  2-A

上坂(じょうさか)  2-A

 

 

 

菅原正直(すがわらまさなお) 生徒会長兼文芸部部長、賭場元締めのマサ兼茉莉の彼氏ナオ

 

森山進 体育教師で生徒指導担当、九十九ヶ丘高の卒業生

久保田 国語教師、男性

三森(みもり) 事務職員の女性。34歳、牛乳ビンの底のようなメガネ着用。三森は母方の名字

 

麻川千景(あさかわちかげ) 16年前に天文台から消失。天文部員

宇内ユズル(うだうゆずる) 16年の天文部の後輩