こちら横浜市港湾局みなと振興課です  真保裕一著 2018年11月10日第1刷発行 上河内図書館(1回目)、中央図書館(2回め)

 

田舎のポルシェ、巻末で紹介。

 

10月27日未明 とりあえず予約カゴへ

10月28日予約

10月30日未明 回送中

10月31日受取可能(借りている冊数が多いので、取り置きとした)

11月2日 受取

11月30日返却期限で返却

 

あわのまにまにと、私雨邸が相次いで順番になったから、返却期限当日まで全然読めずに返却。

 

12月20日 予約

12月21日 受取可能

12月24日 受取

1月28日 返却期限→返却

 

 

第一章 もうひとりの舞姫

第二章 夜のカメラマン

第三章 港の心霊スポット

第四章 氷川丸の恩人

第五章 2つの夢物語

 

 

 

港湾局みなと振興課

 横浜スタジアム横の横浜市役所本庁舎(2018年当時、2020年にみなとみらい地区に移転)ではなく、山下公園の目と鼻の先に位置する産業貿易センタービル5階に位置する。本庁舎との移動は基本徒歩移動。

 港湾管財部

  隣の部署。昨年新人が入ったが仕事を溜めて半年でいに穴が開いて入院した

 

船津暁帆(ふなつあきほ)振興課配属の職員。高卒で入職して7年目。実家は青葉区奈良町。

東原麻衣子(ひがしばらまいこ) 暁帆の中学からの友人で、横浜市職員の同期で噂好き、直属の上司は旧市長派で本人も旧市長派。自称・港湾局のCIA

城戸坂泰成(きどさかやすなり) 振興課配属の新人。国立大出身のエリートで英語も堪能。東京生まれ育ちだが、祖父の恩人を探すため横浜市に就職。

・母 大田区本門寺で生まれて育った。一人娘のため婿をとった。

・父 千葉市花見川出身、3年前に死去。

・母方の祖父 半年ほど氷川丸で船員をしていた。アレキサンダー・エバートンに音を感じていた。当時は横浜に住んでいた。

武田 振興課長 指示は素早くミスは烈火のこごとく叱責するが、意外と英語も堪能

 

箕輪昌人(みのわまさと) 振興策担当職員

山室京香(やまむろきょうか) 振興策担当係長

寺島良一(てらしまりょういち) 客船誘致担当課長、35歳、前市長に商社から引き抜かれた。

山川 人事職員

 

神村佐智子(かみむらさちこ) 横浜市長 元キャスターで英語も堪能。

・父 会計事務所勤務の会計士。1年半ほど馬場周造の秘書をしていたという。

 

前原(まえはら) 前横浜市長

 

柳本三奈美(やなぎもとみなみ) 市民情報室職員。城戸坂に利用されたと認識し、職員と市長が外国人を調べていると週刊誌にリークした。

 

真野吉太郎(まのよしたろう) 横浜ハイラークホテルオーナー、港湾関連18社の企業グループ経営者。67歳、

・次郎(じろう) ハイラークホテル創業者で、吉太郎の義理の父(妻の父で、吉太郎は入婿) 

 

馬場周造(ばばしゅうぞう) 地元選出の国会議員、

 

「もうひとりの舞姫」

カンボジア港湾庁とのパートナーシップ協定により12名の研修生を無償で受け入れると決まった。研修初日に一人が行方不明となっているのが判明。警察に連絡すると怪我で搬送され入院しているという。

 

サリ・ルオン カンボジア側本部長

アラナ・ソバット カンボジア プノンペン経済大学経営学科卒業の25歳、

ビセス・サリカ ソバットの幼馴染のカンボジアジン女性。24歳。

大久保健一 ビセス。セリカの結婚相手

シマウチタカシ セリカを妊娠させた張本人

 

「夜のカメラマン」

客船フォトコンテストの応募作品に、規定から外れた船の写真が混じっていると城戸坂が気づいた。応募者の家を尋ねると、祖母の遺品のカメラの画像という。カメラに残された画像を見ていくと、市有地で撮影された画像があり、撮影者(カメラの持ち主)も判明したが、服役中だった。

 

村川紀孝(むらかわのりたか) 客船フォトコンテスト応募者 保土ヶ谷月見台在住

・初枝(はつえ) 祖母。水墨画の趣味があった。高架なカメラを所持していた。

進藤志寿子(しんどうしずこ) 村川の祖母の水墨画仲間

 

松崎信彦(まつざきのぶひこ) 53歳。密輸の見張り役で逮捕、懲役3年

田之倉恵子(たのくらけいこ) 松崎の元妻

・ミヤコ 娘

 

 

「港の心霊スポット」

振興課職員同士のじゃんけんで城戸坂が豪華客船の船内案内役になったが、直前で圧力で外された。豪華客船の船内案内終了後に心霊サイトで船内で撮影された謎の少年が写っている画像が上がったが参加者ではないという。調査をすすめると、ゆるキャラ担当の学生が中に連れ込んだことを認めた。少年に頼まれたという。

 

植田大雅(うえだたいが) 小学5年 船内見学1班、両親が同行。

阿久津幸正(あくつゆきまさ) 国立大3年生。21歳、船内見学時にゆるキャラ中の人。

児玉公夫(こだまきみお) 斑鳩号(いかるがごう)チーフシェフ

・長男 3年前に死去

・和恭(かずゆき) 次男。11歳

 

「氷川丸の恩人」・「2つの夢物語」

城戸坂が横浜市に就職した動機と、なぜか企画が潰され担当を外される圧力から、祖父の件があるのではと、市民情報室を使用して調査を始めた。城戸坂の祖母が亡くなる直前に祖父の手帳を見せてくれて、中には古い恩人だと「アレキサンダー・エバートン」と「永友良江」の名があった。

 

密輸と土地活用疑惑、2つの疑惑が交差し、代議士と実業家はなぞの緊急入院をした。

 

エバートン商会のあった場所は、横浜ハイラークホテルの場所だった。

議員秘書が磯子台の土地の件でケビンに聞いていたといい、磯子に行き飲食店でそれとなく聞いてみると、その土地は40年前は県営住宅だったという。近藤運送と県とで土地を交換したという。

再度近藤運送の近辺を調査しようとしている最中に課長に呼び止められ、更に暴走車に撥ねられた、暴走者は密輸のことを探られつと思った担当者の行動だった。

事故があったことで市長が疑惑を記者会見で公表した。

密輸組織に港湾局のし職員が内通していたこと

港北台と35年前の磯子台の土地の周辺開発に真野グループが関与しており、開発中の資材置き場などの活用として高田東7丁目の市有地と35年前には磯子台の県有地を有利に借用していたこと。

記者会見後に、様々な事実が明らかになり、関係者の顔もわかってきたが、エバートンの娘は城戸坂の母と瓜二つだったという。

 

 

アレキサンダー・エバートン 城戸坂の祖父が世話になった

永友良江(ながともよしえ) 勇の姉、アレキサンダーと結婚

永友勇(ながともいさむ) 昭和16年4月21日(当時23歳)に高島埠頭で負傷。荷主はエバートン商会。戦前に死去

 

クリスチナ・バーンズ エバートンの娘でシンガポール在住(ミルフォード氏からの情報)。母親は永友良江で、父親は城戸坂康経で、木戸坂の叔母に当たる。

 

海老原幸代(えびはらさちよ) 82歳、母が永友良江と従兄弟だという。

 

鈴木 横浜港産業振興協議会事務局担当理事 港湾局OBで70歳、

川辺寛二(かわべかんじ) 73歳。元船員で氷川丸の船員も知る。

 

城戸坂康経(きどさかやすつね) 城戸坂の祖父。昭和28年12月に真野次郎を襲って逮捕された。

 

外岡実(そとおかみのる) 綱島駅近くの高田東7丁目10番地の土地の元所有者

ジェフリー・サンダース 市長が調べようとしていた人物。戦前、綱島駅近くの土地で洋館を所有していた。

 

渡辺 開港資料館職員。

↓(海岸教会)

テイラー・バンロフト 横浜海岸教会から紹介されたイギリス人(生まれは日本)

↓(紹介)

ケビン・ミルフォード 抑留経験を持つ外国人の親睦会のまとめ役。川崎在住

 

平塚行弘(ひらつかゆきひろ) 浜島運輸の専務。平塚海運運輸から数えて4代目という。

平塚行永(ひらつかゆきなが) 行弘の息子。35歳。軽自動車を急発進させて暁帆を口封じしようとした

 

西岡和孝(にしおかかずたか) 港湾施設課職員で密輸組織に内通

 

平塚海運運輸 昭和18年に浜島運輸に吸収合併された。軍の指導も有ったためという、

浜島運輸は本牧埠頭の市営倉庫を使用しており、担当が行永だった。

 

 

 

港北区高田東7丁目開発

 宅地開発:新生エステート

 住宅建設と販売:三島技研と港南地所

 工事請負:山海建設(三島技研子会社)→市有地を借りる

 

35年前の磯子台開発

 造成工事:港南地所

 県有地賃借:山海建設