老人ホテル 原田ひ香著 光文社  2022年10月30日初版1刷発行、2023年1月20日初版7刷発行 国本地区市民センター図書室所蔵

 

1月予約

7月31日受取可能

8月1日受取

8月15日返却期限で返却

 

 

キャバ嬢していたときに会ったことのある老婆・光子と接触するために、ホテル清掃員に。なんとか先輩清掃員を追い出そうと画策するが、いつのまにかその必要もなくなり光子から、不動産賃貸業のやり方を伝授されるお話。その過程で、ホテルの正社員となる。

 

 

ホテル・フロン

大宮の駅から徒歩7.8分の独立のビジネスホテルホテル。客室清掃は外部委託。

1階は、長期滞在の老人が宿泊。

 

日村天使(ひむらえんじぇる) 24歳。光子を尾行して、なりゆきで清掃員をやることに。大宮駅から徒歩数分のマンション住まい(キャバ嬢時代に入居)→近くの駅のアパートに転居。生まれは電車で40分の場所で、母が34のときの子。優美(ゆうみ)の源氏名でキャバ嬢していた。自分のためにお金持ちになりたかったが、キャバ嬢時代のマンション住まいのままで、食事は3食コンビニで買うなど、ズボラな性格で貯金もなかった。

・正隆(まさたか) 父

・由子(ゆうこ) 母  生活保護受給者で、「働け」と言われるのが嫌で小作りに励んだ。両親も生活保護受給者。「仲良し日村さん一家」でテレビで特集されていた。当初は地元テレビ局「彩の国テレビ」だったが民放キー局に変わりスタッフも全て変わった。

・大天使(みかえる) 長女 母が17のときの子。高卒で過ぎに結婚して妊娠・出産したが離婚して出戻る。近くのアパートを借りて母子世帯として生活保護受給。

・堕天使(るしふああ) 長男 母が19のときの子 生活保護受給者で子だくさん

・羅天使(らふあえる) 次男 母が21のときのこ 生活保護受給者で子だくさん

・我天使(がぶりえる) 次女 母が23のときの子。高校中退後。

・亜太夢(あだむ) 三男 母が30のときの子 中学時代に数日不登校、中卒後家を出た

・衣歩(いぶ) 三女 母が32のときの子 天使の2歳上で特に中が悪い。結婚した。

 

山田みずえ 清掃員。40代。夫に先立たれ家を手放したが、関係各所への連絡を怠った結果ローンだけが残る。

三上民子(みかみたみこ) かつて一流ホテルスタッフだった清掃員。プライドが高い。70台近く。

酒井  ホテル・フロンのマネージャー、73分けの髪型

 

加藤裕太(かとうゆうた) 天使の中学時代の同級生。高校中退後に街であってLINE交換している、

 

綾小路光子  かつてキャバクラのビルオーナー。78歳、108号室に長期滞在。生まれは九州。

阿部幸子(あべさちこ) 107号室。84歳。出版の仕事をしていて「日村さん一家」を知っていた

田原浩三(たがらこうぞう) 106号室。78歳。

今野寿文(こんのとしふみ) 105号室。80すぎ

大木利治(おおきとしはる) 104号室。73歳。株式トレーダー

 

ミナヨ キャバ嬢同僚

ミネアポリス キャバ嬢同僚。本名・三根秋子(みねあきこ)歌舞伎町の店に引き抜かれたがナンバースリーで終わり、起業家と結婚した。

桜場ひかる(芸名)  黒服、キャバ嬢とデキていた。

 

青木(あおき) 彩の国テレビのカメラマン。20代。天使はなついでいた。性的いたずらの疑惑があるが、由子がでっち上げたものだった。

甲田(こうだ) 彩の国テレビのディレクター。

 

宅間(たくま) 民法キー局系列の制作会社のディレクター。40代。