ドライブイン探訪 橋本倫史著 ちくま文庫 2022年7月10日第一刷 東図書館所蔵

 

新着図書一覧より予約して借りてみた。

 

 

著者がドライブインを利用、後日再訪してから取材申し込み、取材と、都合3回以上行ったドライブイン探訪記。

最初は自費出版の「月刊ドライブイン」全12号(2017年4月~2018年6月)としてまとめて、それらをまとめた単行本を2019年1月に出版。単行本を文庫化したものが本書

 

ドライブインは、亡き両親が開業して、嫁や子ども(兄弟や姉妹で切り盛り)があとを継いだりしているところとか、旦那が初めてが、旦那は先になくなって女将さんが一人で切り盛りしているとか。

 

利用者も、最盛期は長距離トラックや観光バスから、現在は地元の人の朝食だったり昼食だったりに。

 

 

大川戸(益子)ドライブイン

もともとバイパストンネル建設予定があったので、ドライブインという名称にした(P243)。

最初は向かいのマス釣り堀が賑わったが、つった魚の調理以上の接客はできないとのことで、隣で店をやらないかと、釣り堀とは親戚だった先代がドライブインを始めた(P244)。1971年頃から流しそうめんを始める(益子の歯医者が指宿で流しそうめんの店に行き、それが美味いと聞き、指宿に問い合わせたが、特許の都合で、流しそうめんの器械は売れないと言われ、自力で作った)長女が引き継いで婿(板前、5年前に死去)をとって、妹は嫁いだけど、子育てが一段落し手伝うようになった。

 

ドライブイン七興(群馬)

自販機食堂。

 

 

ラ・レインボー(岡山県児島)

1990年7月13日開業(P265)、1997年閉業のドライブイン→開業2年でホテルに改築し1992年6月3日オープン(P277)。館内のグーニーズは、鷲羽山のグーニーズの姉妹店であった(P281)

当時の口コミ雑誌にもろくに記載されておらず、何度も岡山に通い執念で当時の関係者(タワーンの管理課長)をみつけて、インタビューできている。

 

地元の習慣と近隣の会社に挨拶しなかったのが客入りの悪かった一員のようだ。

 

 

ドライブイン扶桑

姉の嫁ぎ先から、里帰りついでに(次男の嫁用に)妹も連れてこいと、強引に結婚させられた。

建物は開業時からのもの。2015年9月9日の台風で冠水したが、ボランティアにより水没した家具の搬出や新しい家具や座布団が搬入され、営業再開。