11の秘密 アミの会(アンソロジー)に収録

大崎梢著 ポプラ社 2021年12月6日第1刷発行 中央図書館所蔵

 

アンソロジー本のうち、大崎梢の話だけ読了したので、とりあえずアップ。

 

 

鷹宮家の家訓

地域の名家、鷹宮家の本家の4訓は有名だが、過去の資料によるともうひとつあるのではと歴史研究がテーマの大学院生がみつけ、鷹宮家の末裔にあたる絵茉を通じて絵茉の祖父に会う約束を取り付けた。

 

 

 

探し当てた5つ目の家訓は「おんなこどもにあとを継がすべからず」

嘉右衛門は、子孫に重大な決め事が生じた場合に備えて5訓目が空白の物を作り、無理やり婿を取らせられそうになった妹の身をあんじて貫太郎が付け加えたものだった。

 

 

鷹宮絵茉 主人公。秀雄の孫

鷹宮秀雄 鉄道の道に進み、ゲートボールなどで余生を過ごしている。83歳。4代目の従兄弟に当たる

鷹宮重正 秀雄の兄で家を継いだ。

 

鷹宮嘉右衛門 鷹宮紡績を創業 本鷹宮→本宮

 分家として、分宮、中宮、小宮、平宮、半宮、末宮があり、絵茉は末宮である。

鷹宮寛一郎(かんいちろう) 嘉右衛門死去時は29歳。業績を伸ばして繁盛する。

鷹宮道子(みちこ) 寛一郎の妹

鷹宮寛太郎(かんたろう) 寛一郎の長男だが26歳で死去。

鷹宮多加子(たかこ) 貫太郎の妹。医師との結婚が決まっていたが。。。 89歳。嫁ぎ先は貫太郎の同級生でもあった結婚して半年後に貫太郎が死去した。

鷹宮孝治(こうじ) 寛一郎の弟(次男)だが3代目に指名され、家督や屋敷を譲られた。

幸治の息子が4代目、

鷹宮寛嗣(かんじ) 4代目の息子で5代目、現当主。ぽっちゃりしたおじさん。娘二人。

鷹宮  寛一郎の弟(三男)で秀雄の父

鷹宮徳子 嘉右衛門の次女 1970年の地元紙インタビューで家訓が5訓であると明かした

「小宮」夫が関連会社勤務であり経営陣に加わり、寝具メーカー「小宮ふとん」を創業し、平成になってから「ネムリーナ」に改称。

 

嘉右衛門の弟、1960年(昭和35年)出版の回顧録で5訓に触れている。1965年(昭和40年)死去

 

 

白川啓一 元医者の郷土史研究家 2010年の随筆で5訓の存在を明かす。2014年に88歳で死去。