火焔の凶器<天久鷹央9巻> 知念実希人著 新潮文庫 平成30年9月1日発行 中央図書館所蔵
プロローグ P7 内村が焼死する場面
第一章 呪いの墓 P011
第二章 紅蓮の呪術師 P 65
第三賞 炎の終幕 P239
エピローグ P360
全編描き下ろし。
平安時代の法師陰陽師、蘆屋炎蔵(あしやえんぞう)の子孫が保有する炎蔵の墓に4人で入ってから、一人は焼死し二人が呪いにかかったので助けてほしいという依頼が、統括診断部に入る。
墓は自然の洞窟を流用した造りで、石棺の中にミイラが安置されていた。洞窟内は地下水が流れ込むので湿気が高く、「クリプトコッカス」というカビが大量に増殖していた。
2件目の火災で成瀬vs鷹央の情報引き出し合戦ののち、救急処置室にて処置中の患者が処置室とともに炎上し3件目の火災となってからは、火災班刑事vs統括診断部の情報合戦に。
そして、小鳥遊と鴻ノ池は、”相棒”を失ってしまう。
時系列メモ
碇を保護入院から2週間経過の金曜の夜 P105
10ヶ月前にあった鷹央 P107
数ヶ月前の健太の死 P114
小鳥遊は正当防衛で多数の犯罪者を叩きのめしてきた P130
田無署刑事課ではタカタカペアと呼ばれている P131
小鳥遊を酔い潰したのを真鶴に見つかり、今月いっぱいは鷹央は真鶴から禁酒を命令されている P150
大人びたお姉さんが小鳥遊の好み P159
”家”に大鷲が来て鷹央と睨み合っている最中に鴻ノ池が来て、すぐでていこうとするのを小鳥遊が引き止める P191
相棒を燃やされたので小鳥遊は電車通勤に P266
初期研修医時代からの7年間。人形町のマンションに住む。築30年以上で駅からも遠いが、純正医大に近い。高梨さんもいる。
来年3月いっぱいで天医会総合病院での勤務も終わり大学に戻ることになる。 P267
登場人物
室田宗春 翠明大学日本史科教授。還暦前後のようだがそれ以上に老けて見える。肺気腫を患っているがタバコを吸う。
室田春香 24際の娘。遅くにできた子で、妻なきあと身の回りの世話を担当
加賀谷正志(かがやまさし) 室田の助手兼付き人で27歳
碇 帝都大学教授。室田とともに墓を調べた、天医会総合病院に入院させ6階精神科閉鎖病棟→8階内科病棟個室。
碇道子 碇の妻。年配
内村秀典 翠明大学准教授。50歳を超えた。室田とともに墓を調べたが、火事で焼死した。
倉本葵 帝都大学日本史学講座の准教授。32歳長身の女性。鷹央の4年先輩にあたる。室田とともに墓を調べた4人目。
蘆屋雄太 蘆屋家現当主。メーカーエンジニアだったがリストラされた。
天久鷹央 28歳。
小鳥遊遊 30歳。研修医時代は病院から離れた狛江市の住宅街の外れ築40年の3階建ての建物が寮だったが、来月解体予定
墨田淳子 独身。天医会総合病院から徒歩数分のマンション11階に猫(アメリカンショートヘア)とともに住んでいる。年長者への敬意なし、依頼してないのに首突っ込んでくる、深夜に自宅に押しかけられるなど鷹央は嫌いだが、診断能力は認めている。
鴻ノ池舞 病院隣接の研修医用の女子寮に住む P280。
成瀬 田無署刑事課刑事 燃えた棺の直近にいた小鳥遊の事情聴取に刑事課長から指名されて鷹央の家にやってきたが、その後はある事情で捜査からは外された。
日野 警視庁捜査一課火災班捜査係刑事。中年でビジネスマン風で銀縁のメガネを掛けている。
前川 小平署刑事。中年で刑事らしい見た目。
阿保野啓二 ある人物と接触するために鷹央が用意した架空人物カルテ
翠明大学
練馬にある総合大学