天久鷹央の事件カルテ 幻影の手術室 知念実希人著 新潮文庫 平成28年9月1日発行 中央生涯学習センター図書室所蔵

 

小鳥遊優が赴任して9ヶ月目の翌年4月に清和総合病院で起きた医師死亡事故で、直前に手術を受けて現場にいた鴻ノ池舞が有力容疑者とされてしまう。(被害者は舞が医大入学当初に1年程度付き合った元カレでもある麻酔科医とのこと)

 

外科医不足という清和総合病院院長袴田の愚痴を受けて、小鳥遊優は、純正医大第一外科医局から清和総合病院第一外科部へレンタルされることに。(天医会総合病院統括診断部としては、痔の手術で数週間休む扱いとした)、元外科医と知ると袴田は是非にと握手し、純正医大総合診療科の教授は鷹央の古い知り合いで、小鳥遊は今年度いっぱいは鷹央にレンタルの身だから好きにしていいよと伝えられ、週明けの月曜日から清和総合病院第一外科勤務に。水曜日の午後には八巻を助手として胆嚢摘出手術を執刀した。

 

精和病院では、去年の12月からカートがひとりでに動くという不思議現象が起こっていた、

 

 

西東京市の清和(せいわ)総合病院

手術室は複数あり、第8手術室で事件は起きた。3年前に手術室を改修しており、建築会社経由で鷹央は手術室の接T系図を入手した。

腹部手術の第一外科部、胸部や血管手術の第二外科部がある。

 

袴田(はかまだ) 雇われ院長。鷹央を昔から知っている。専門は小児科。

湯浅春哉(ゆあさはるや) 勤続2年目の麻酔科医で30歳。、陵光医大麻酔科からの派遣で冒頭で殺される。麻酔科標榜医取得後にとあるアレルギー発症し大学院の研究者から臨床現場に戻っていた。

水無月(みなづき) 3年目の麻酔科医。

辻野咲江(つじのさきえ) 麻酔科部長。陵光医大出身。最初は派遣されていたが3年前に前の麻酔科部長が定年退職時に引き抜かれて就職し部長就任。

黒部昭雄(くろべあきお) 第一外科部長 太めの中年男性。

戸隠一平(とがくれいっぺい) 外科医。第一外科部副部長。40代前半で白髪交じり。手術の腕は黒部より上。

八巻亮(やまきりょう) 若手外科医。無精髭で身長180cmある小鳥遊優より上下左右とも巨体。第一外科部。黒部の大学の後輩でラグビー部の後輩でも有り、黒部にパワハラ的にこき使われている。

馬場 外科医。第一外科部、4月から飲み過ぎによるアルコール性肝炎で勤務先である清和総合病院内科に入院

秋津野乃花(あきつののか)  手術室看護師。黒部からセクハラを受けている。八巻とは中学の同級生。

 

天医会総合病院

天久鷹央 統括診断部部長兼副院長だが、院外の事件でもあるので、副院長の立場を最大限に活用している。

小鳥遊優 元外科医の経験を活かし清和総合病院に派遣

鴻ノ池舞 下腹部の痛みで、陵光医大時代の先輩がいる病院にて虫垂炎手術を受ける。4人姉弟の一番上で弟二人と妹がいる。父は高校生の頃にくも膜下出血で死去、母が女手一つで育てた。

 

警察

成瀬 タカタカペアを快くは思ってないが、とりあえず鴻ノ池が重要参考人との連絡を入れてしまう

桜井 タカタカペアを信頼している。

迫(さこ)  成瀬とペアを組む中年男性刑事。背が低く小太り。