駅に泊まろう 豊田巧 光文社文庫 2020年9月20日初版発行 宇都宮市立南図書館所蔵

 

退職願を上司に叩きつける場面から物語が始まり、その足で東京駅から新幹線で北海道の比羅夫駅を目指す主人公。新幹線こそはグランクラスを事前予約していたが、新函館北斗駅からはノープランで駅の窓口に相談し、列車をチョイスして比羅夫へ向かった。

 

 

 

 

3ヶ月前にコテージオーナーだった祖父が死去し、遺言で主人公へ継がせるのを希望していたと聞き、断捨離をして、スーツケース一つで北海道へ渡った。

 

第一章 辞めてやる!      グランクラス乗車

第二章 コテージ比羅夫     北海道入りしてから比羅夫へ

第三章 予約なしのお客さん   予約者ではないお客さん

第四章 2つのアルペンハット   予約者2グループだが

第五章 思い出の蕎麦屋     お客さんの懐かしのお蕎麦屋を買い出しに

第六章 戻らぬお客さん      登山に行ったお客さんが戻らない?

第七章 冬の比羅夫        オーナーとスタッフの朝食

あとがき

 

 

桜岡美月  主人公。ブラック企業(居酒屋の店長)からコテージオーナーへ転身

桜岡徹三  亡き祖父。コテージオーナー

桜岡哲也  札幌在住の叔父。

 

東山亮  調理師免許取得のスタッフ

東山健太郎 亮の兄

 

木古内七海 友達で旅好き

 

大成  元上司

 

 

黒岩幸四郎(糸井良) 予約なしの男性客

浜中翔平    招かざる人

吉田      予約した女性客

大雪紗代子  予約した女性客

 

布部涼子  付近の住民

 

 

登場車両

グランクラス(E5/H5)

キハ40

キハ201

H100

 

 

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函館本線比羅夫駅と比羅夫駅舎流用の民宿「駅の宿ひらふ」自体は実在

 二代目オーナーは京都出身のDIY好きの男性で、初代オーナーは近くの民宿経営で国鉄時代に駅舎を宿泊施設にと問い合わせたが却下され、JR化直後に再度打診して、了承をえられたという。5月~10月はホームでのBBQも可能。

鉄道で来るより、登山のやスキーのために車で来て宿泊が多いとのこと。

徹三じいちゃんの手作りが多いという設定は、2代目オーナーからきているのかな?

 

あとがきによると、小説家デビューする以前に作者自身が宿泊したとのこと。

 

 

そば店 麓郷屋