さよなら願いごと 大崎梢著 光文社 2020年5月30日初版第1刷発行 宇都宮市立東図書館所蔵

 

6月6日に予約入れて。6月17日に受取可能になった。

 

連続短編ミステリー

田舎でよくある些細な出来事を、それぞれの登場人物が知べていくけど、過去に女児の他殺遺体があったという。

短編ごとに登場人物は異なるが、一部リンクしているような面も。

ストーリー的には、『ねずみ石』にいているかな

 

 

『願い事ツユクサ』(小学生)

白沢町、小田原に近い農村部

琴美 最初の主人公 小学校3年生

琴美の祖父(一人で農作業を行う)

琴美の祖母(2年前に死去)

琴実の母  実家の両親の調子が悪く、祖父の手伝いはあまりできない

琴美の父  電力会社勤務、村の青年団にも入っている。

琴美の兄  3つ年上。部活はサッカー部

 

佐野隆 琴美の祖父の手伝いとして、やってきた。琴美の父の知り合い、町内のオバサマ方の評判もいい

 

チカちゃん  琴美となかよし。祖父が5万円を紛失した。むかしは小作人を雇っていて、大規模な農園をやっており敷地内に農作業小屋や寝泊まりさせる建物があり、廃屋として現存。

 

堀田光弘(ミツくん) 小学校まで片道40分、家は高井橋の傍。祖父は教員で校長を努めてから退職、父は小田原の私立高校教員。母は小田原で保健所職員。姉は彰子、高校生で吹奏楽部。妹は寿々子すずこ)保育園。雄猫の文太。

 

土屋正樹  学校から離れた高台に住む、天体観測が趣味

福本先生 彼女募集中の若手先生。

 

小花屋さん 雑貨屋スカーフを販売

滝山家 工務店を営むおじいちゃん(カッチャン)とおくさん(タキちゃん)。 

ふたりともミツくんのおばあさんの同級生らしい

さらに、ノリちゃん(今度千葉へ)、ノリちゃんの旦那さん(故人)も幼馴染

カッチャンが洒落たスカーフを購入して、家で一騒動

ミツくん家のおばあちゃんの指輪と手紙がなくなった(手紙はノリちゃんからで、スカーフを巻いた写真入り)

謎の男  佐野を知っている

 

 

『おまじないコスモス』(中学生)

白沢町

東西にJR線が貫き、西よりが白沢駅、東側が東白沢駅。

小学校が2つ。中学校は一つ。

沢戸川があり、朝日橋の近くで20~30年前の8月に少女の遺体がみつかっていた。

 

永瀬翔子  白沢中学校3年二組。中2の二学期に転入、マンション「テラスコート東白沢」住まい。モデルルームで親が気に入った。藤沢から移住。父親はシンガポールで橋の建設に携わる建設業。母はカルチャースクールでアシスタントをしている。先生は伊勢原在住、母は白沢町の生まれで故郷にマンションができ、祖父母の勧めも有り一家で入居した。翔子の進学塾は隣町の松田町。母は30年前の遺体と生前親しかった。

 

土屋拓人 翔子の級友。茅ヶ崎から小学校3年のときに引っ越してきた。父親が不倫し、その罪滅ぼしで生前贈与を受け白沢町に母親好みを家を建てた。父は新聞社勤務

 

浅井美奈 バドミントン部で、翔子も引き込んだ。弟や妹がいる。母が白沢の出身で南足柄市のスーパーで勤務。父は清水の人で、今は湯河原の病院で薬剤師。母の弟が翔子と同級生だった、現在さいたま市在住。

 

大島保 30年前に少女殺害犯として逮捕起訴されたが、途中で病死した。


田代ひとみ 翔子と同じクラスで、塾に通う

沼上  野球部男子

 

 

『古いクレマス』(高校生)

 

呉沙也香(さやか) 通称:クレカ。白沢町の南部に位置する県立白沢高校に通う2年生、新聞部部長

呉万智子(まちこ) 呉沙也香の祖母で72歳。小田原で占い師兼喫茶店経営している。占い師歴30年。

上島   30年前に身内が消えたと万智子に相談に来た

 

中村未玖 白沢高校新聞部2年

岡部芳康 白沢高校新聞部2年副部長

池山圭太 白沢高校新聞部2年

菅井由紀矢先生 新聞部顧問(3年社会科担当)

 

笹塚郁恵 白沢高生 平沼町の中学出身。廃ホテルの施工主の親族でお寺「明先寺(めいせんじ)」の子

    母親の容子は白沢高校出身

   祖母の姉の連れ合いが瀬田氏。娘もいるが海外留学した。旅館の権利証を守り、ホテルが頓挫した後残していた現金で旅館スタッフに退職金として渡せて、旅館として幕を引き、本人は老人ホームへ入リそこでなくなった。

 

新聞部でオカルトネタをやろうとすると「30年前に沢戸川の朝日橋で女の子の遺体が見つかった件」がでてくる。

 

もう一つのオカルトネタに出てくる廃ホテル(町の北西部)

12年前に白沢町の隣に平沼町、新しく赤尾交差点から秦野までの道路計画が出てをどちらかに通すか揉めて、県議会議員選挙までもつれこんだ(平沼町候補者「本多篤志」、白沢町候補者「糸崎修」。選挙結果よりも沢戸川の支流があるので、白沢町案は消えたしかし、白沢町の古くからの旅館「なでしこ荘」経営していた人(瀬田和昌 当時50代)は、白沢を通るともホテル建設を強行したが、道路計画が消え、旅館も潰れてしまいホテルは建設途中で中止となって放置されている、

道路は8年後(この話の時点では三年前)に完成し、平沼町は様変わりした。

瀬田氏は離婚後旧姓の川本和昌となった。

 

土屋賢一 白沢高校出身で新聞社勤務

 知人の大島氏を、小田原の喫茶店へ案内した。

 

 

『花をつなぐ』

 (前話から直接続く内容)

 

 大島氏 大島保の息子

 大島保 30年前の事件で被疑者として逮捕され、裁判中に肺炎で死去

 

 埼玉在住の男性 大島氏を白沢町の同級生に紹介

 

 土屋拓人 大島氏と父親を引き合わせる

 土屋正樹 拓人の弟 小学生の友達の友達に女児二人

 永瀬翔子 拓人のクラスメイト、女児二人とも面識あり

 

   冨江  「なでしこ荘」で仲居として働いていた70代中頃。

 

 

過去の事件の真相は?

佐野の正体とは?

真犯人は?

 

点と点だった登場人物が、線で結ばれる。