いいかげんな夜食 2 秋川滝美著 アルファポリス 2013年3月31日発行 宇都宮市南図書館所蔵
1冊で長編としてまとまっていて、章構成だが目次ページは無い。
第一章 何気ない日々
第二章 変わり始める風景
第三章 大きな選択
第四章 籠の外へ
第五章 彷徨う小鳥
第六章 鳥を捕まえに
エピローグ
(いいかげんな離乳食)
冒頭は、「いいかげん夜食」の終盤で、房総土産の魚貝類で厨房が埋まり、一週間魚介料理を食べ続けても厨房に山積み状態で、途方に暮れている場面からスタート。それらは、佳乃提案で、原島邸の庭でバーベキュー会で消費された。佳乃の親友朋香も俊紀に招待されて参加し、朋香はソースの代わりにとドイツのインスタント食品を差し出した。ドイツ在住の瑞穂の一時帰国の手土産だという。
結婚式に備えて、スタイリスト門前の勧めで銀座のエステへ無理やり通わされた佳乃、予定より早くエステが終わり、自由な時間が出来て上野の美術館へ行ったが、予想以上に時間が経ち、俊紀が車で上野へ迎えに行く途中、トラックに追突され瀕死となる俊紀。宮野から連絡を受けて病院に駆けつけるものの俊紀の母である原島和子より予定外の行動を激しく非難され、病院から追い出される。
業務は、先代である原島孝史が再就任したものの、細かい契約も俊紀が佳乃を連れて行っていたので、俊紀が姿を見せないことへの不信感から、業績が下がる一方に。さらに佳乃が経営的に重大な決断に迫れれて、更に新設のドイツ支社の業績も傾き出した。
そんな中、銀行頭取である城島から、ある裏取引を持ちかけられた佳乃は・・・
中部国際空港→ドバイ→フランクフルトをへて鉄道でミュンヘンへ移動
帰りはフランツ・ヨーゼフ・シュトラウス空港(ミュンヘン空港)からプライベートジェットで一直線に帰宅。
登場人物
基本的におなじみのメンバー
原島佳乃 旧姓・谷本。俊紀の私設秘書→(株)原島入社し孝史秘書となり取引先巡りに同行する。
原島俊紀 原島財閥総帥。事故で瀕死に。
原島和子 先代夫人で俊紀の母。俊紀は「お母さん」と呼ぶ
原島孝史 先代で、職務代行として現役復帰した70歳を超えている。
時任 株式会社原島 専務
宮野基 主である俊紀のため、佳乃を俊紀の病床ヘ向かわせようと画策
大澤 緊急対策班班長。俊紀とは上司と部下に当たるが幼稚園からの幼馴染でもあるので対等に話す。
井上 緊急対策班隊員
クラウス・マイト 原島ドイツ支社長
エレナ・マイト クラウスの娘
橘佳樹 ドイツ在住の弁護士
橘瑞穂 ドイツ在住で佳乃と面識がある
橘美弥 二人の娘で、まだよちよち歩き。
城島塔子 俊紀の奥様候補
城島陸也 塔子の父で東都銀行頭取
紙谷技研 株式会社原島の商品開発先
山瀬製作所 紙谷技研の同業他社
寺田電器 (株)原島のライバル企業だが海外進出はしていない。