誰にも探せない 大崎梢著 幻冬舎 2016年2月25日第1刷発行 宇都宮市立中央図書館所蔵
文庫化の際「宝の地図をみつけたら」に改題された。
主人公たちが小学生の時、たまたま祖母の昔話を聞き、山奥に消えた”六川村(むつかわむら)”を探しを始めた。夏休みに6回、秋にも1回探索し山の奥の方にも行ったが、ある時伯斗が「やめた」の一言でリタイヤしやめてしまう。その後月日は流れ、甲府在住の晶良は、郷土史研究会のある大学に進学し、山歩きなどをしつつ六川村を気にしていたある日、東京に進学した伯斗が大学に現れ、六川村探索に行くと言い出す。
そこから始まる壮絶な出来事。著者の作品では、珍しく暴力的なシーンが点在し、死人も出ている。
正義感からか、主人公もそれぞれ危険な目にあう。
主人公たちが大学生ということもあってか登場人物は多め
坂上晶良(あきら) 主人公の一人。甲府市在住の大学2年生。20歳。郷土史研究会。
桂木伯斗(はくと) 主人公の一人。甲府市出身で東京在住の大学生。
小林 共通の友人
ふーちゃん 坂上房江 晶良の祖母 甲府市在住
きくちゃん 桂木菊子 伯斗の祖母 韮崎市在住。子どもは恭一(伯斗の父)
春美ちゃん XXの祖母
小学生時代の友人で、春美ちゃんが六川村出身だった。
謎のグループ
中島
田中 中島の弟分。
上原
リュウ ホスト風
熊のような男
無慈悲なリーダー
晶良の大学関係者
吉井 トレッキング同好会で山野草の写真撮影が趣味。無精髭でメガネを掛けている。
佐藤可乃子 通称カノコ先輩。郷土史研究会の1コ上の先輩。
郷土史というか埋蔵金に特化したサークルで、大学創立と同じ頃からあるので、部室があるが所属しているのは10人足らず。埋蔵金探しは危険を伴なうので、大学としては活動させたがらないのが本音。
矢口伸也 伯斗のバイト先(編集プロダクション 株式会社リアルプラス)のチーフ
岩倉美咲 伯斗のバイト先の先輩
国分祐二 カノコ先輩の母親の弟に当たる。早川町の岩佐診療所と身延町の総合病院で勤務する内科医。
塚本 岩佐地区で事業を営む高齢男性
地名とかのメモ
甲府市
身延線 ※実在の路線
下部温泉駅 ※実在の駅
富士川
県道37号線 ※山梨県道37号線南アルプス公園線
52号
早川町 ※実在する。県道37号線が通っている
岩佐地区 ※実在せず
鳥見村(廃村)
畑湯温泉旅館
奈良田(畑湯から北上した集落) ※実在した
「富士やま みねより甲斐をながむれば 白峰とほく ひかりぐりつむ」
「ひがしにし のぞみて鳥の鳴く声の みすみのうちに むつみありけり」
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