家賃滞納という貧困 太田垣章子著 ポプラ社 2019年2月7日第1刷発行 宇都宮市立中央図書館所蔵

 

大家側の依頼で家賃滞納訴訟の手続きをする司法書士側から見た家賃滞納と強制執行の事例集。

 

・親子のすれ違いで、家出して低収入で滞納

・20代前半で3人の子持ち+妊娠6か月(子供の父親は全部異なる)

・酒乱で家族親族が絶縁状で、滞納の本人が倒れた

・養育費代わりに元夫が家賃負担していたが・・・

・シングルマザーで養育費をもらえず、生活保護はある事情で申請できず。

 

子供の家賃滞納に対して、援助したがらない親もいれば、親の家賃滞納に対して、援助する子供もいる。

 

家賃保証会社の存在で、収入に見合わない部屋でも賃借できる現状。

 

著者は、30歳で乳飲み子を抱えて離婚し、実家には頼れず6年間の極貧生活のち、司法書士試験に合格。飛び込み営業中に賃借人の家賃滞納で困っている営業マンと出会い受託したのが、家賃滞納に取り組むきっかけという。

認定司法書士として、訴訟代理人として法廷に立てるようになってから、現場にも足を運び滞納している賃借人とコミュニケーションをとり、アドバイスの実例をまとめた本。