夏の裁断 島本理生著 文春文庫 2018年7月第1刷   宇都宮市立中央図書館所蔵

 

「夏の裁断」+文庫書き下ろしの三作

 

亡き祖父の蔵書をPCに取り込む自炊を母親から頼まれ、鎌倉にある祖父の家に泊まり込み作業をする女性作家が主人公。

 

「夏の裁断」は時系列がわかりにくい。

 

描き下ろしのうち、特に”秋”では、官能小説なみにヤリまくっている感じ。

 

登場人物

 萱野千紘(主人公。小説家。本名は菅野。東京在住だが鎌倉に滞在)

 主人公の母

 鎌倉の家のお隣のおばさん

 雑誌社の人

 

頻繁に登場する男性

 

夏の裁断

・柴田さん(雑誌編集者。キスのみ。パーティーでフォークを突き刺した相手)

・猪俣くん(イラストレーター。親しい間柄)

・磯和さん(昔の悪い思い出。)

・教授(大学時代に世話になった。身辺相談のみ)

 

秋の通り雨

・王子(モデル)

・逗子在住の評論家(家に入れたのは1度きり)

・清野(せいの)さん(35歳。サラリーマン)

 

冬の沈黙

鎌倉の家の処遇が決まって、東京で新生活。

・清野さん

・王子(仕事の依頼のみ)

・猪俣くん(連絡のみ)

・教授(恩師、相談・近況報告のみ)

 

春の結論

・清野さん(休日におでかけ。清野さんの過去)

・磯和さん(地元まで押しかけて、過去のことを問いただす)