ドキュメント単独行遭難 羽根田治著 山と渓谷社 2012年8月1日発行
単独登山での遭難の上生還した人からインタビューしたのをまとめたものを7事例収録。
遭難するまでコンパスを見ようとしなかったり、転落しても冷静にセルフレスキューして人が来るのをまったり、予定より下山が遅くなったが、無事に降りられたので登山届提出したのを後悔したり、多種多様。
警察消防では単独登山を控えるように呼びかけているが、一人の気楽さから、単独で上り、遭難する例も多い。しかしながら、救助する側でもプライベートでは単独で行き先も告げずに登って遭難者を発見することもある。
・奥秩父唐松尾山・・・57才男性・・想定していた方向とは逆方向に下山して遭難。自分で連絡してヘリに救助
・羅臼岳・・・38才男性・・プチ遭難して焦って連絡したが、連絡のためザックとかを離れた場所に置いてしまったので軽装備でビバーク、明け方警察の待機指示を無視してザック探しついでに単独下山
・秩父両神山・・・30才男性・・40mの滑落し2週間遭難するが、この山での行方不明はおかしいという警察の執念の捜索の末発見された。ナイフを火で炙って傷に押し当てて止血を試みたりした足の怪我は開放骨折で切断の危機だったが幾度の手術の末回復した。
・北アルプス・・・50才男性・・落ちた橋を見に行って転落し足を負傷。動くのを控えて捜索をまっていると、たまたま男性が通りかかり、救助連絡を依頼した。
・加越山地白山・・・41才男性・・途中で滑落、コースタイム2時間を20分とを勘違いして予定通りのルートへすすみ熱中症の筋肉痙攣により行動不能になり救助要請
・北アルプス奥穂高岳・・・26才男性・・予定より先に進もうとして滑落し股間と脚を強打し多量の出血。尿道損傷と足の怪我などだっあが、応急処置のみで翌日には退院させられ帰郷した。
・尾瀬・・・54才女性・・骨折怪我から回復してのリハビリ登山であったが大雪のため下山が遅れた。無傷で生還したが所属会に計画書を提出していたので捜索された。
※年齢は遭難当時