つぎはぐ、さんかく 菰野江名著 ポプラ社 2023年1月26日第1刷発行 中央図書館
4月18日受取
5月16日返却期限→返却 所蔵3冊(中央、東、南)
人間関係がすごくわかりにくい。
物語が進むにつれて、なんとなくわかっていく感じかな?
晴太、ヒロ、蒼の3人で暮らしている。
晴太とヒロはイートインのある珈琲&惣菜屋を営んでいる。家賃はかからないので、売上はとんとんぐらい。中学生である蒼の養育費として、仕送りがあるのでなんとかなっている面もある。
3者面談に、ヒロ、晴太とともに行き、蒼が高校にも修学旅行にも行かない宣言をする。
帰宅後に、寮がある専門学校に進学するという、
晴太が中学に上がるまでは、家政婦による食事や生活用品の現物支給が、晴太が中学生になってからは、現金入の封筒で(後に蒼名義の口座へ入金)生活費が黒宮家の父より支給。
蒼の一件があったためか入金額はいつもより多かった。
蒼が修学旅行にでかけてから、ヒロと晴太は生気が抜けた感じに、
蒼名義の口座残は670万円に
蒼は修学旅行から帰った次の日に、散歩に出たまま1週間ほど帰らなかった。
帰宅後に、ヒロの母に会いに行ったと白状した。
ヒロも生い立ちを振り返り、ヒロの母が住むヒロに行くと準備した。
△(さんかく) カフェと惣菜販売
店を始めて10ヶ月経過。正月も開けていて年中無休。
橘ヒロ(たちばなヒロ) 惣菜担当。23歳。晴太とは1歳年下。成績及ばず晴太とは別な高校へ。専門学校に進み、小料理屋で3年修行して独立開店。
黒宮晴太(はるた) コーヒー担当。25歳。中学は陸上部。成績優秀で県立の進学高校へ
黒宮蒼(あお) 弟、中学3年
日村(ひむら) 常連のおじいさん
高遠(たかとお) 常連。近くの会社に勤務する
花井(はない) 時々来るお客さん。刑事
田所優子 以前の家(黒宮家の離れで建てられた)の近所に住んでいた女性。30代で小料理屋を営んでいた。今も料理の材料や夕食をおすそ分けに来てくれる。
川江先生 蒼の担任
黒宮慎司(くろみやしんじ) 晴太と蒼の戸籍上の父(カップ麺製造の)ミヤ食品の代表。50代
伊藤 父の部下
ヒロの母 ハワイ生まれハワイ育ち、旅行者の日本人男性と恋に落ち、ハワイで出産した6年後、ヒロを連れて日本に行き、ヒロの父を探し再会。ヒロが日本国籍を得るとハワイへ戻った
ヒロの父 既婚者であったが、ヒロを認知し、ヒロは日本国籍を得た。よつばの家へ少しずつ送金していたが、連絡せず転居し音信不通に。
吉原(よしわら) 児童養護施設よつばの家施設長
リサ ヒロの母親。ハワイのヒロ在住。母(ヒロの祖母)と二人暮らしで店をやっている。
晴太・・・黒宮家に子供ができなくて養子で入った。生後すぐから小学校1年生までよつばの家にいた
蒼・・・黒宮慎司と側室の子
?・・・黒宮慎司と正妻の子(蒼が1歳目前にできた)
ヒロ・・・ハワイと日本のハーフ。小学校入学前から、よつばの家に。
晴太と蒼は、血の繋がりはないが戸籍上は兄弟。蒼が母方の親戚に引き取られる前に、晴太が希望して一緒に住むことに。
ヒロは、ハワイ出身在住の母と、日本人旅行者の子で、6歳の時に血縁上の父に認知され日本国籍を得て、児童養護施設「よつばの家」というにいれられた。
ハワイ時代の名前はヒロコだったが、手違いがあったのか日本国籍はヒロだった。
ヒロが小学校3年のときの運動会全体練習で、4年生の晴太と出会う。その直後に、晴太の弟である蒼を、よつばの家に顔見せに来た。
小学校6年のときに、よつばの家を出て、晴太と蒼と、晴太の家で暮らし始めた。