「向上心」があれば、人は成長すると思います。ここで言う「向上心」は、ひたすら勉強する、あるいは、一生懸命に仕事する、のような向上心とは違います。

二つのポイントがあります。このポイントをつかむと、自分のレベルを効率よく向上させることができると考えています。

1、「生き方」、「学び方」、「創造の仕方」、「研究の仕方」などに関心を持ち、自分の「やり方」を絶えずに探し、さらにそれを磨いていくことです。

僕は学部のときから、「学び方」と「時間の使い方」に興味がありました。僕の人生を変えてくれた本は竹内均氏の「自分を生かす選択」です。その後、「やり方」に関する本を意識的に読むようになりました。

好きな本はたくさんあります。例えば、
「知的創造のヒント」と「思考の整理学」(外山滋比古)
「若きエンジニアへの手紙」(菊池誠)
「修養」(新渡戸稲造)
「座右のゲーテ」(斉藤孝)
「成功術時間の戦略」(鎌田弘毅)
「研究者という職業」(林周二)
「研究者」(有馬朗人 編)
「研究力」(有馬朗人 編)
「自助論」(竹内均 訳)
「論語」(孔子)
「道徳経」(老子)
「学問のすすめ」(福澤諭吉)
「国家の品格」(藤原正彦)
などなどがあります。

読んで終わるのではなく、良いやり方だと思ったら、それをは自分の生活の中にも実践してみることです。試行錯誤のうち、自分にとって最良のやり方が身につくのです。

2、「自己投資」に「資本」を使うことです。

我々がもっている「資本」は時間、お金とエネルギーです。自分の「成長速度」は資本の使い方次第です。使い方がわからず資本を浪費している人もいます。しかし、人それぞれなので、ある使い方がベストと言いきることはできないと思います。

自分で考えながら自分が持っている「資本」をうまく運用するがしかありません。特に若いときの投資の方が利回りはいいと思います。節約は大事ですが、使うべきところでは「ケチ」しないよう、いつも自分に言い聞かせています。