
今日は、光速より速く動く人がタイムトラベルを「体験できる」ことについて話してみます。
上の図にその概念を示します。時間が経つにつれて、宇宙(系)の状態は変化していきます。同時に、初期状態の様子(情報)は光に乗って、遠方まで光速で走ると考えられます。この光を「キャッチ」できれば、初期状態を「見る」ことができるはずです。光より速く走る人がいれば、先に遠方に行って、この光を「キャッチ」すれば、初期状態を「見る」ことができます。もちろん、宇宙(系)は本当は別の状態になっているから、起こったことがすべてもう一回起こるのではなく、起こったことの忠実な映像が見られるだけのことです。つまり、テレビのようなものです。この方法でタイムトラベルする人は、ただ「情報」を「キャッチ」しているだけで、歴史を変えることはできないと思います。しかも遠方にいますから、見るものに何の影響も及ぼさないはずです。
むろん、光速より速く動くことは相対論で許されないので、この方法でタイムトラベルすることはできません。別の方法が必要ですね。例えば、重力で光のパスを曲げさせるなど、いろいろが考えられます。しかし、あくまでも「映像」を見るだけですから、歴史を変えることはできません。映像の中にいる若かった親を殺せないことは言うまでもありません。